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ヤコブ



登場:原作(113話)TVアニメ版(90話)
肩書:拳王長槍騎兵隊隊長
流派:死の特攻
CV:小杉十郎太

 拳王長槍騎兵隊の隊長。ケンシロウの足を止めよとの拳王の命を受け、部下達と共にケンシロウの前に登場。崖の上から一斉に襲い掛かった。漫画では初登場時の一コマだけの出番しかないので、その後どうなったのかは不明。


 TVアニメ版では、隊がキャンプを張る場所の近くにケンシロウ一味が現れたとの報告を受け、襲撃を決めるという設定に。ケン達を倒せば報酬を与えると部下にハッパをかけ、戦いに送り出した。しかしケンシロウのあまりの強さに部下達が戦意を喪失したため、隊長である自ら出陣。部下たちとは一味違うという死の特攻で襲い掛かったが、やはり相手にならず、空中戦の末に地面へと落下。その後、武器も持たずに再び突撃したが、すでに秘孔を突かれており、走りながら爆死した。






モヒカン
「お〜い!大変だ〜!ヤコブ様〜!とんでもねぇ奴が…!」


ヤコブ
「とんでもねぇ奴?今時とんでもねぇ奴ってのは拳王様に逆らってるケンシロウ一味くらいなもんだぜ」


モヒカン
「そ、そのケンシロウでありやす!」


ヤコブ
「なんだとぉ!」



モヒカン
「お、俺がアミバ様の部下だった時に一度だけケンシロウを見たことがあるんでさぁ!

…履歴書に書いといた筈ですが…」





ヤコブ
「アミバ?誰だそりゃあ」






という伝説の掛け合いをした事で有名なヤコブ様。単にアミバという懐かし面白ワードが出てきたというだけではなく、アミバ配下がトキ信奉者ばかりではなかったこと、あんなんでも一応「様」付けで呼ばれていたこと、そして拳王軍に履歴書という制度があったことなど、短いやり取りのなかに様々な重要な情報が盛り込まれた、実に素晴らしい掛け合いであった。