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宇占海
うせんかい



登場:第83話
肩書:馬賊

 かつて大川中将の一人息子を殺したという馬賊黒龍江省の村で女を連れ去ろうとしたところを咎められたため殺害したらしい。その後、紅華会の援軍として上海に訪れたが、拳志郎に暗殺され、生首を大川中将の寝室へと届けられた。

 TVアニメ版では、上海の郊外で仲間達を酒を飲んでいたところを拳志郎に襲われるというシーンが描かれた。



 彼のモデルは、おそらく馬占山(ばせんざん)という実在した馬賊将軍であると思われる。(1885-1950)
 馬賊から身を起こし、黒龍江省長である万福麟の配下に。満州事変勃発後、黒龍江省主席代行として満州北部に侵攻してきた日本軍を迎え撃ち、嫩江の戦いや昂渓渓の戦いでは日本側に大きな犠牲をもたらし、一躍中国の英雄に。一時は関東軍に懐柔され、満州国に参加して黒龍江省長兼軍政部長の座に就任するも、後に離反して黒河へ逃走し、再び抗日活動に身を投じた。
 日本軍を離反した理由は、自分の名前も書けない無学を嘲笑されたことも原因だったとか。しかし泥鰌髭を生やしたその容姿は日本でも人気となり、当時の子供たちの間で「馬占山ごっこ」なる遊びも流行ったらしい。

 まあ名前と黒龍江省の馬賊っていう所以外はそれほど似てはいないんだけども、可能性は高いかと。


 彼が愛用していた銃は、イギリス製の「ウェブリー&スコット ウェブリーリボルバー」。中折れ式のダブルアクションリボルバーで、イギリス軍の制式拳銃として19世紀末の1887年から第二次大戦以降の1963年まで、長きに渡って使用された。ウェブリー&スコット社が1882年から製造していた「WG」を原型としており、中折れ構造に自動排莢機構を盛り込んだ設計もWG譲りのもの。
 ヒンジを介して、本体が2ピースに分かれた構造で、本体上部の固定用のストッパーはリアサイトを兼ねる。ヒンジにはカム機構が仕込まれており、ブレイクオープンの際、エキスラクター(薬莢排出用のツメ)がせり上がって、薬莢をシリンダーから排出する「自動排莢式」となっているのが特徴。折り切ったところで再びエキストラクターが引き戻される仕組みとなっており、排莢と再装填がスムーズに行える設計となっている。
(銃の解説文の引用元:MEDIAGUN DATABASE様