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天授の儀編
サブキャラクター


菩薩像を運ぶ作業員達
 青幇の葉の指揮の下、巨大な仏像を泰聖院へと運ばされる作業員達。数人がかりで仏像を担ぎあげ、山の上の本殿へと続く長い階段をのぼった。その際、いつの間にか拳志郎が姿を消したことについて葉から訪ねられ「俺を呼ぶ声がするなんてことを言って消えた」と証言し、手伝ってくれなかった拳志郎に愚痴をこぼした。青幇の構成員なのか、ただ雇われた者達なのかは不明。

胡潤の使い
 胡潤が日本にいる霞鉄心の元へと送った遣い。まもなく天授の儀が始まることを鉄心に伝え、もし鉄心が寧波へ赴くならそのための手配をするつもりでいたが、無用だと返答された。

彪にダシにされた猫
 彪の店へと忍び込んだドロボウ猫。魚を奪おうとした瞬間、彪の包丁で一瞬にして輪切りにされ、ダシの素として鍋の中に放り込まれた。

彪の店の客
 彪の店にいた客。虎(フー)から天授の儀についての話を聞かされていたが、その事がヤサカの気に障っていざこざが起こり、結果、虎拳虎爪掌の使い手である彪がヤサカに一瞬で葬り去られる現場を目撃。後日、別の店でその時の模様を仲間に話して聞かせた。

アルワケネェーの男
 寧波にある店「興隆大酒楼」にて、他の客から、彪の店で起こった出来事についての話しを聞かされていた男。彪が粉々にされたと話を信じる事が出来ず、「う〜〜〜嘘だぁ〜っ!そんな拳法あるわけねぇっ そんなの・・・アルワケネェ――――あるわけねぇ」と全力でその拳の存在を否定した。

華南虎
 薬源にされるために寧波へと運ばれてきた虎。檻を抜け出し、人一人殺したために射殺されそうになったが、王として誇りのために戦おうとしているその心情を拳志郎に汲まれ、死合うことに。しかし拳志郎が手をかざした瞬間に死を覚悟し、最後は眠るように死ぬ秘孔を突かれ、故郷の大地を思いながら眠りについた。

霞鉄心の嫁
画像なし  霞鉄心が寧波から帰国した後、愛した月英を忘れるかのように娶った嫁。おそらく霞羅門の母親であると思われる。

華南虎を撃ち殺そうとする者達
 折から脱走し、人一人を殺した華南虎を、やむを得ず射殺しようとした男達。しかし王として誇りある死を迎えさせようとする拳志郎によって制止され、人間が虎を闘わずして圧倒するというその奇跡を目撃した。

天授の儀を見ようとする野次馬達
 拳法最強戦である天授の儀を見ようと泰聖殿へ向かっていた野次馬達。だが石段を上る途中で落雷によって倒れた巨木に道を阻まれ、これは不埒な見学など無用だという龍の意思との胡潤の言葉を受け、後ろ髪を引かれながら引き返した。

ヤーマを追う月氏の民
 シュケンの子を抱えて逃げるヤーマを追い続ける月氏の民。荒野でヤーマを取り囲み、裏切り者の子である赤子を殺そうとしたが、自らの命を絶ってまでも子の命を願うヤーマの意思を目にし、赤子を荒野に放置してその処遇を天に委ねた。

日本へ渡る北斗三兄弟の母
 唐の時代の北斗の三兄弟の母親。北斗神拳を日本に伝来させるため、空海と共に船にのりこんだ息子達を、港で見送った。今生の別れであるにもかかわらず、気丈に笑顔で手を振っていたが、号泣する三男の顔を見て、たまらず涙を溢れさせた。

鉄心に喧嘩を売る男
 かつて寧波の港にある店で、霞鉄心に因縁をつけてきた男。「もそこばわじの席だばだーっ」と言って殴りかかったが、鉄心の後ろ回し蹴りを顔面に喰らい、ズボーンと吹っ飛ばされた。ガマガエルに似た容姿をしている。

シュケンを襲う月氏の民
 シュケンとヤーマが初めて出合った際に、ヤーマと行動を共にしていた月氏の民達。シュケンが西斗月拳を捜し求めている事を知り、秘拳を求めんとする者の口を塞がんと一斉に襲い掛かったが、北斗宗家の拳によってまとめて一蹴された。しかし瞬時に手加減を加えられたため、命を奪われることは無かった。

古代ユダヤの十支族
 かつて神殿から、北斗の秘宝を持ち出して消え去ったとされる古代ユダヤの十支族。エリカの会話の中に名前だけ登場した。

毒饅頭を出す刺客
 上海のとある飯屋でコックに変装していた刺客。拳志郎らが座るテーブルに大量の毒入り饅頭を運び、毒殺しようとしたが、拳志郎の嗅覚と話術によって企みを見抜かれ失敗。客として潜ませていた周りの仲間達もろとも一瞬にして拳志郎に撃退され、自らも眉間の秘孔を突かれて爆死した。