リバイブ1周年感想
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2020年10月10日 |
スマホアプリ
『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』がサービス開始して、先月でめでたく1周年を迎えました。なんかTVCMとかもやってましたね。
近年のスマホ北斗ゲーといえば、
『100万人の北斗無双』『フィギュア激闘列伝』『スマートショック』といった、1年持たずにサービス終了するモヤシっ子ばかりでしたが、その悪い流れを見事に断ち切ってくれたと言えるでしょう。実際、売り上げも好調を維持し続けているようで何より。私の最近の北斗ライフも、殆どリバイブオンリーって感じです。だってパチとかフィギュアくらいしか動きが無いから…
というわけで、この1年リバイブをプレイした感想などを徒然なるままに書き留めておこうと思います。
まあ、感想と言いましても……
ゲームシステム自体に大きな変化は無かったので、結局は
追加キャラの塩梅くらいしか語ることがないんですよね。
このゲームって良くも悪くも
キャラを獲って育てることが全てなんですよ。感覚的には「たまごっち」とか「アイドルマスター」と大差ないんじゃないかな。どっちもやったことないけど。
キャラクターは月に2〜3人ずつ増加中。
現在の北斗キャラは
54人。
上半分が初期からいるキャラ。
中ほどの拳王様から順番に追加されていったキャラになります。
見ての通り、既に修羅の国編のキャラまで登場していますが、ストーリーモードのほうはまだリュウガ編までしか進んでないんですよね…。今後どうやって差を詰めていくのかわかりませんが、おそらく
バージョン違いのキャラをどんどん出していくつもりなのでしょう。
トキに関しては既に「ノーマル」「剛拳ver」「黒髪ver」の3パターン出てますからね。カイオウなんてまだゼロなのに。可哀想。
まあ、トキが贔屓されているのはAC版や無双から続く近年の流行ですからね。さらに言えば、今年の年明けに出た
剛トキは、このゲームの一時代を築いた程の性能でした。味方全員の被ダメージを大幅に軽減できるパッシブはあまりに強力で、これ持ってない人は話にならねぇって感じでしたね(個人の感想です)。
しかし夏頃に
ハンや
ヒョウが実装されると、情勢は一変。これまでのキャラとはダンチの破壊力で、全てのキャラを過去にしました。そりゃ後発のキャラのほうが性能良いのは当たり前だけど、もうちょい段階踏もうぜ。いやまあ、修羅の国からインフレするのは原作通りっちゃ通りな気もするけど…。
ちなみにインフレとは言いますが、体力や攻撃力・防御力などのステータスは大して変化してないんですよね。
新旧のキャラに性能差をつけているのは
特殊効果の性能。奥義やパッシブに付加されている効果の違いが、圧倒的なキャラ差を生んでいるのです。
その一例を紹介しよう。
こちらは、初期から使える
SRケンシロウのパッシブ。
「戦闘時、味方全員の攻撃力が上昇する」
うむ、シンプルで分かりやすい。
では次に、1周年記念として実装された
URケンシロウのパッシブをご覧頂こう。
「戦闘時、味方……
いや長え!!
もうその……効果の内容がどうこうじゃなくて、
この文面の長さ自体が強さを表現しているレベルだよね。感覚に訴えてくるよね。
しかし、もう少し簡潔にならんかね…。読むだけで疲弊しちゃうよ。メインのプレイヤー層が40代以上だってことを念頭に置いて、老眼デビュー目前の僕たちにもプレイしやすい環境造りを目指して欲しい。最近おしっこも近い。
ちなみにこの特殊効果、
原作を意識したのかな?ってのもありまして。
例えば
白髪レイが飛翔白麗を使うと味方全員の状態異常を消すっていう効果が発動するんですよ。これはもしかすると、
レイがユダを倒すことでマミヤの死兆星を消したことに由来しているんじゃないかと。
他にも、
カイゼルがやたら固いのは、
相手のクセを見抜く実戦の拳を表現をしたものなのか…とか。
砂蜘蛛に出血が効かないのは、
「修羅の血が滾るわ!」つってペロペロして逆にやる気出ちゃうから…とか。
URジャギが炎上無効なのは、
屋上で火をつけた時に一番危ないガスタンクの上に居たのに余裕かましてたから…とか。
そういう細かい所を採用してくれてるんだとしたら、嬉しいな。
まあそんなわけで、激しいインフレにより過去のキャラがどんどんゴミ化しているんですが、そういう状況の中で今一番深刻なのが、
南斗勢。
シン、ユダ、シュウは未だにSRのみ。
サウザーと
レイ(白髪)はURですが、いずれも去年実装されたキャラなので、既にゴミです。
南斗最後の将は、実装当時は可也ブイブイ言わせてましたが、
リハクとセットという謎采配が猛批判を浴びてましたね。南斗六聖拳でパーティー組んだら不覚軍師がもれなく付いてくるんですよ。地獄。
そのうち5MENにもバージョン違いが出て、また南斗の時代が来るかもしれませんが、とりあえず今現在があまりに不毛の時代すぎるんですよね。なんとか早急に救済してあげて欲しいなあ。
他に、やたら力入れてるなと感じるのが、
特殊衣装。
初期の頃は、ハロウィンだの、クリスマスだの、正月だのといった季節のイベントに合わせた
ネタ系衣装が多かったのですが…
あまり世界観を壊すデザインは良くないと思い始めたのか、途中からコンセプトがよく解らない
ビミョーなオリジナル衣装が増え始めました。ザ・迷走。
ただ原作を再現した衣装もいくつかありまして…
リンの、
修羅の国編後期の破廉恥コスなんかは解りやすいですね。布の色を薄ピンクにする辺りにスタッフの変態性を感じます。あんまりアップで映し続けたらyoutubeでBAN喰らいそう。
将のこれは
ケン達が南斗の城に来た時の衣装ですね。
兜付きってことは寧ろトウでは?と思われるかもしれませんが、彼女の場合は肩当てに三角のヒラヒラが付いているので、ユリアのとは微妙に違うんですよね。テストに出ますよ。
URケンシロウのは凄くマイナー。
上半身のゴテゴテ装備は
原作102話「めざめる血!」の扉絵のやつで…
下半身のが
101話「遠い誓い!」の扉絵のやつというミックスコーデ。
よくこんなのチョイスしたな…
今後一生再現されないであろう激レア衣装でしょうね。見とけ見とけ。
原作再現ではないけど、個人的にはシャチの
海賊衣装が一番好き。
見ての通り、父・赤鯱の衣装をシャチに合わせてアレンジした胸熱衣装です。
TVアニメで海賊たちから頭になってくれって頼まれるシーンがありましたが、もし実現してたらこんな風に着こなしていたのかな…と妄想が捗ります。
ゲームの追加要素として面白かったのは
護符システム。
手に入れた原作漫画のコマを、各キャラのシートにはめていくことで、ステータスが上昇するというもの。
システム自体はシンプルだが、
コマを上手く並べれば世紀末シアターよろしくなMADも作れるという別角度の楽しみ方もできます。もっと種類増やして更に可能性を広げてほしいなあ。
あと、少し前から
コラボも始まりまして……
7月31日からは
『バーチャファイター』コラボが始まり、
結城晶、パイ・チェン、晶(レトロスタイル)が参戦。
9月30日からは
『バキ』コラボが始まっており、
範馬勇次郎、範馬刃牙、花山薫の3名が参戦してきました。彼らが北斗キャラの中に混じり、殴り合います。
私的にはいずれも勝手知ったるコンテンツなので、大歓迎なコラボだったのですが、評判は芳しく無かったようで…。
まあその、このゲームって一人を育成するだけでも莫大な素材やマネーを消費するんですよね。だからキャラを育てるには愛情が必須なわけですが、その相手が北斗キャラじゃないとなると、本意では無い人も多いでしょうね。ましてや全く知らない作品ともなると…ねえ。
なら育てるなよって感じですが、コラボキャラって結局強いので、自分だけ無視するとランキングが下落することは明らか。だから上位を目指すなら獲らざるを得ないというジレンマ。上手い事やりおる。
ただ、12月には満を持しての
蒼天の拳コラボが予告されており、今から楽しみにしている人も多いようです。
パチを除けば、蒼天キャラを自分で操作できるのって殆ど初ですからね。そりゃ期待も高まるってもんですよ。3キャラだけに留まらず、随時キャラが追加されていく可能性もありますね。
北斗の方も、今後は
コウケツ編、サヴァ編、バラン編、ボルゲ編へと突入し、こちらも殆どゲーム初登場のキャラが参戦してくると予想されます。サヴァ三兄弟は全力で獲りにいくぜ。
とまあ、なんだかんだ未だに楽しくプレイさせて頂いているリバイブですが、どうやら年内にこんなゲームもサービス開始するそうで。
「モバイル 真・北斗無双」
据え置き機での評価は微妙だったものの、何故かパチンコで成功を収め、一躍人気タイトルにのし上がった
北斗無双が、アプリゲームとして登場!7年前に大爆死した過去を闇に葬り「アプリ初参戦ですが何か?」って感じの白こい顔で登場!
提供はコーエーテクモゲームスなので、内容もパチンコ系ではなく、ちゃんとした無双ゲーらしいです。ジャンルは
「世紀末アクションRPG」ですって。いやそんなジャンルないから。
リバイブにも言えますが、こういったゲームに私が求めるのは
新奥義の存在なんですよね。そういった意味で言うと、既に
ヒューイ、シュレン、カーネル、牙大王といった奴らのプレイアブル化が決まっているこのゲームは、現時点でもう私のハートを鷲掴みにしています。五車風仁拳とか南斗無音拳に奥義が追加されるんですよ。誰が興味あんだよ。俺だよ。やるしかない。
ただその、何個もスマホゲーやるのとか社会人には無理なので、どちらかなるべく早くサービス終了してもらいたい(本音)