超像可動ケンシロウ
|
|
2021年2月28日 |
メディコス・エンタテインメント制作
『超像可動 北斗の拳』シリーズ。
その第一弾となる
「超像可動 ケンシロウ」が、幾度かの延期を経て、2月24日より遂に発送を開始。我が家にも無事届きました。
いや〜マトモなフィギュア買ったのなんて超久々。
最後に買ったのが199Xシリーズのラオウ様かな。
98年とかなので、20年以上前ですね。
なぜ今回買おうと思ったのかというと、単純に少しフィギュアに興味が出てきて、それに新シリーズ発売のタイミングが一致したってのが大きいですね。
あとはコロナで金使う機会が無かったってのもあるかな。
そんなわけでこのシリーズは以降も買っていくつもりでいます。
さて折角買ったのでレビュー的な事もしていきたいのですが、なんせフィギュアに関してはとんと疎いので、どこをどう見てどう評価していいのか全然わかんないんですよね…。なので専門的な事は何一つお伝え出来ないと思いますが、ご容赦ください。
それでは開封。
カワイイ〜
カッコイイ写真はね、他の愛好家の方々が山ほど提供してくださるでしょうから、自分は自分なりの世界観を大事にしていきたいですよね。
というわけで
カワイイを追求した結果、背景にこういうパネルを置くとオッパイが映えると聞いたので、自作してみました。132cmの巨乳ちゃんも喜んでくれております。
「超像可動」というくらいなのだから、やはり一番のウリは
可動域だと思うのですが、流石でしたね。ほぼ自由自在に動きます。
逆に人間が不可能な域までは曲がらないというのもリアル。
ただその可動域を確保するために、
肩から上腕にかけての造型が少々犠牲になってしまっていますね。左肩は肩当てでうまく可動部が隠れてるので、両方そうしたら良かったと思うんですけど……どうしても練気闘座verにしたかったのかな。
上腕は三頭筋(腕の内側の筋肉)がゴッソリと欠けてる感じで、カマボコみたいな形状になっちゃってるんですけど、それでも見栄えが悪くならないようにちゃんと三頭筋としての凹凸は作ってくれてる所に涙ぐましい努力を感じます。
お顔は2パターン。
制作途中の写真を見た時から思っていたんですが、なんか中性的な感じがしますね。特にクチビルの色気が凄い。もうちょい男性ホルモン強めでも良かったかも。
すまし顔の方はこれで十分満足なんですが、
口開いてる方はちょっと不満かな。攻撃時を想定した表情だと思うんですけど、それにしては目がニュートラルすぎるというか…すまし顔verと一緒じゃんっていう。もっと瞳孔開かせるとかの工夫も欲しかったなあ。
邂逅
皮肉なことに、
パチもんと並べるとクオリティの高さがよく分かる。
漫画とかで性格の悪い美人が地味娘を合コンに呼んで自分を引き立たせる、みたいな描写があったりしますけど、初めてその効果の程が判った気がする。
あとはこういう剛拳エフェクトとか
ちょっと強引な百裂拳とかもあります。
一番お気に入りなのはヒップです。
ほらな
だからレビュー無理だって言ったじゃん…
もうひとつグッズを。
時計メーカーのマルゼキが販売している
香りがする腕時計ブランド「KAORU」が北斗の拳とコラボ。
北斗四兄弟をイメージした香り付きの腕時計が発売中です。
お値段4840円。
コイツはなかなかのイカレグッズだぜ。
もうジジイにはついていけないセンスだ。
四兄弟にはそれぞれ別の香り&カラーが用意されている。
ケンシロウモデル(青)の香りは『沈香』
香は仏教の伝来とともに日本に伝えられ、武将たちが戦場に赴く前に甲冑に用いていたことから、永久の闘いに身を置くケンシロウを思い起こさせる…とのこと。
偶然かもしれんけど
北斗神拳の伝来と絡ませてきてるの凄い。
ラオウ様モデル(赤)の香りは『椿』
椿は「日本の薔薇」とも言われ、古来より日本人の生活や文化に結びついてきた。故に日本を象徴する王の花は拳王のイメージと重なる…とのこと。
誰だこのコピー考えた奴。ただ者じゃねえな。投げ銭させてくれ。
トキモデル(緑)の香りは『抹茶』
強さと優しさを兼ね備えたトキには、落ち着いた爽やかな香りの抹茶…とのこと。
あれ!?急に雑になってきてない!?
でも全く違和感ないけどね、トキ抹茶。もう近年は緑のイメージ定着してるし。
ジャギモデル(黒)の香りは『和墨』
悪逆の限りを尽くしたジャギの一途な暗黒さをイメージした和墨…とのこと。
その理屈でいくと書道家はみな邪なるダークマターの使い手ということになってしまうのだが、大丈夫だろうか。
腕時計とか全くしない人なので本来ならスルーするグッズだが、
北斗キャラのイメージスメルには大いに興味があるし、こればっかりは直接触れなければ体感できないので、謹んで購入させて頂きました。
とりあえずラオウ様バージョンのみ。
箱。
イラストは例のオトナグッズ専用のやつね。
酒、煙草、コンドーム等に使われるやつ。
中のデザインは四兄弟名場面集になっていてほっこり。
まだ時計はジップロックに入った状態だが、既にほのかな香りが。
盤面。
この写真だと見やすいけど、実際は針も背景も金でキラキラしているので、
3時から5時の間に針があるとすごく見辛い。
あとその…拳王マークの右上に
気泡があるの凄く気になりますね…
こちら裏面。
なんか上の方に赤い線が……そういうデザインなのかな?と思って指でこすってみたら、普通にとれました。ベルト部のインクですかね。
おいちょっとひどいぞ。
メイドインジャパンて書いてあるんだからちゃんとして。
そんで肝心の香りの方ですが……
あんまり花の香りとかわかんないけど、椿って感じじゃないかなぁ…
まあ普通に良い香りですよ。上品な和の薫りがずっとしてる。
鹿威しと帯の擦れる音が聞こえてきそうな臨場感があります。
裕福な65歳の未亡人みたいな薫りというか。
…やっぱWEB記事で臭い伝えるの無理だわ。
だからこそ俺も買ったんだけれども。
あと、ゼノン本誌のほうでも告知されていましたが、2月26日より
WEBコミックぜにょんにて新連載が始まりましたね。
『北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝』
『北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌』を連載されていた倉尾宏先生の新作です。
漫画の内容は
「もし北斗の拳が実写ドラマだったら」というもの。
我々の知っている漫画「北斗の拳」は、カット割り撮影されたものを編集して作られた連続ドラマであり、全てはお芝居、人物は役者、舞台はセットなんですよっていう設定。劇中劇みたいな事ですかね。
挽歌から引き続き、コメディ要素が多めだが、なんか色々なミラクルが起こって北斗の拳が大ヒットドラマへと導かれていく…みたいなサクセスストーリー的要素もあるっぽい。
面白い発想だと思うし、まだ第一話なのでこれからどう展開していくのか期待大ですね。『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』みたいに、
漫画だからスルーされるけどリアルにやったらすげえ大変じゃん!みたいな感じになっていくのではないかと予想してます。
ただこういうネタって意外と「割り切れない」っていう人も一定数いるんですよね。幽々白書最終巻の「俳優が演じてました」とか、からくりサーカス最終回のカーテンコールとか、ああいうのを見て
「全部お芝居だと言われてるみたいで白けた」っていう意見も当時チラホラあったんですよね。元々漫画なにの何言ってんだって気もしますが…。なのでこの作品もそういった不安要素はあるのかなと。
まあ個人的には第一話から
「北斗百烈拳」をブチかましてきてる辺りが一番の不安要素ですけどね。しれっとサイレント修正されてたけど、そういう事じゃないんよ?大事な第一話からそんな基本的な事に編集の誰も気付かずにアップロードしてる知識の拙さに呆れてるんですよ?しっかりしてくださいね(半ギレ)