モバイル北斗無双 幻闘編(2)
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2021年4月25日 |
「モバイル 真・北斗無双」の幻闘編紹介の続きです。
-幻闘編 トキの章-
乱世に虐げられる人々を救うため、自らの命を削って治療に励む
トキ。
だがある日、村を離れたトキの元に、暴徒が現れたとの急報が届く。
立ちはだかる暴徒達を蹴散らしながら村へと急ぐトキは、彼らがただ略奪に走った野盗ではなく、ある命を受けて行動していることを知る。
彼らの親玉の正体は、
アミバなる男であった。
己の事を覚えていなかったトキに激怒し、復讐を果たさんとするアミバ。
だが病を得たといえども、トキにとってアミバは敵ではなかった。
しかし脅威が去ったわけではない…
アミバは最後に、いずれ村に拳王軍が訪れることを予告する。
だがトキには心強い仲間がいた。
これまでトキに命を救われた患者たち。
彼らの願いは、トキと共に戦う事であった。
数え切れぬ程の恩を返すために…
拳王との戦いを前にしても、多くの人々に支えられている事を知った今のトキの心には、希望が溢れていたのだった。
……あ、終わり?
なんか……すっごい薄かった……
昭和初期の4コマくらい内容薄かった……
でもトキって昔からそういう、なんかイジっちゃ駄目な聖域的なとこあるよね。
-幻闘編 ラオウの章-
ケンシロウと引き分け、満身創痍の傷を負った
ラオウは、荒野の廃墟でひとり身を休めていた。
だが天を掴むためには立ち止まってはいられない。
傷ついた体を起こし、再び覇道へと乗り出さんとするラオウ。
だがその時、聞き覚えのある声が彼にに語りかけてきた。
しょっちゅう化けて出るなこのハゲ
何回目だ?
実写版でもやってたよなお前。
何しに現れたとのラオウの問いを完全無視しながら「お前の力を見せてみよ」と言って
幻影の集団を召喚するリュウケン。
だが雑魚の集団など、満身創痍であってもラオウにとっては敵ではなかった。
リュウケン
「ならばラオウ。
次の試練はどうかな?」
「出でよ!
ケンシロウが闘ってきた猛者達よ!」
このハゲ絶対禁忌に触れてるわ
シン、カーネル、牙大王、そして
デビルリバース。
かつてケンシロウが打ち破ってきた亡者たちの幻影を呼び出し、次々とラオウへとけしかけるリュウケン。
しかし、多種多様な拳士達に歯ごたえは感じながらも、彼らもまたラオウを苦しめられるほどの存在では無かった。
ラオウ
「かつての貴様は
幼き日の俺を崖から突き落とし…
修行においては子供相手と
思えぬほど容赦なく追い込んだ。
あの頃に比べれば…
この程度、どうということはない」
やっぱり根に持ってた
全ての刺客を撃破し、自らの進化を師に見せつけるラオウ。
だがリュウケンは、最後にもう一人……
ラオウが超えなければならない「壁」を用意していた。
リュウケン
「それはお前自身だ、ラオウ」
あ、そっちね……
おめーが闘うのかと思ったよ……
内容的にあんだけラオウ様を圧倒したのって後にも先にもリュウケンだけなんだから、ここで再びの師弟対決で決着つけるみたいな展開の方が良くない…?
死闘の末、自らの幻影にも勝利するラオウ。
その勝利は、拳王の拳をまた一歩天へと近付けたのだった。
かつてラオウから北斗神拳を奪おうとしたリュウケン。
そんな彼が今こうしてラオウに試練を課し、鍛えようとする理由……
それは、リュウケンの心境の変化にあった。
この乱世を切り開くために必要なのは力ではなく、強き意思なのではないか。
ラオウの抱く強い野望もまたこの時代を変えるために必要なのではないか。
ケンシロウ、トキ、ラオウ……彼らの凄絶なる闘いを目にしたことで、リュウケンはそう考えを改めるに至ったのであった。
いち読者と同レベルじゃん
といった感じで終了。
悔い無しを一発ネタみたいにやらせないでほしい。
-幻闘編 レイ(白髪)の章-
ユダとの激戦に勝利した
レイ。
だが、秘孔新血愁により彼の体は限界を迎えていた。
死を目前にしたレイは、ケン達に別れを告げ、一人荒野へと消えたのだった。
なるほど、小屋に入っての火葬がされなかったというパターンですか。
きっと最適なポツンと一軒家が見つからなかったんでしょうね。
町中でやったら延焼するし洗濯物が汚れるしね。
数日後、村の周辺を見回っていたケンシロウとトキは、野盗の群れと遭遇する。
だが彼らは、突如現れた男によってその身をバラバラに切り裂かれていった。
そこにあったのは、
数日前に死んだと思われていたレイの姿であった。
な、なんやて!?
一体どうやって新血愁から逃れることができたんだ!?
そういえば思い当たるフシがある。FC北斗の拳4にて、南斗水鳥拳伝承者であるルギーが死兆星を目にし、パーティーから離脱するという展開がある。だが彼は、ユリアの妹である悲運の将の力によって体を回復させ、再び仲間に加わるのだ。
今回の状況はこれと全く同じ……
もしやレイもまた死出の旅の中で何者かと出会い、その奇跡の力で死兆星の呪縛から逃れることに成功したのでは!?
レイ
「お前たちと別れた後…
俺は荒野を彷徨い、死に場所を探した
だが…トキの突いた心霊台の効果だろう
まだなんとか生き永らえているようだ」
タイムリミットがガバいだけだった
しかし今もレイの体は死に向かっており、もって数日の命……
その間に自分に出来る事は何か。
模索し続けた末にレイがたどり着いたのは、
ラオウを討つことであった。
マミヤやアイリが真に安らげる世を作るために…
なんと…白レイvsラオウ様!
これは面白い対決になりそうだ。
ストーリー的には最後の相手がユダってのが展開として完璧なので、完全に蛇足になるわけだが、そういうわびさびを無視できるKYな所が幻闘編の長所だと思う。知らんけど。
その後、ケンシロウとトキと拳を交えることで、ラオウと渡り合える余力を示したレイは、2人と別れ再び荒野へ。
だがその道中、彼は思いもよらぬ光景に遭遇する。
それは、
拳王軍に捕まった妹アイリの姿であった。
どうやら隣の村へ食糧交換へと出かけた所を捕まったらしい。
危機感持ってぇ〜!!
俺が生きていると知ればマミヤやアイリにいらぬ希望を抱かせる事になる。そう考え、二人には己の生存を隠すつもりでいたレイであったが、もはやそんな事は言っていられなかった。
愛する妹を救出するため、修羅となって拳王軍に襲い掛かるレイ。
拳王軍指揮官
「お、おいお前ら!
ここは俺が足止めする!
あの女を拳王様のもとに連れてけ!」
なんでそこまでアイリにこだわる…?
命を賭してまでアイリを届けようとするってことは、兵士たちの自己判断ではなく、
拳王様からの勅命でアイリを攫ったという可能性が高い。
マミヤの村に行ったときに、たまたま見かけたマブいスケが気になっていたので、連れてくるよう部下に命令したって事…?
ふざけるんじゃないよ。拳王様がそんな事するわけないだろ。
ラオアイ…?そんなジャンルねえよ!
その後、捜索に来たマミヤとバッタリ出会うなどしながら、遂にレイはラオウのもとへと辿り着く。
今の俺の拳は…
貴様に届くはずだ、
ラオウ!
↑
かっこいい
アイリを救うため
そして世界に真の安らぎを取り戻すため
残された命を燃やしてラオウへ挑むレイ。
だが尽きかけたその命では、
ラオウを倒すには至らなかった。
兄さんを殺すなら私も一緒に!
妹を思う兄、そして兄を思う妹
己が失った兄弟の絆を目の当たりにしたラオウは、残されたわずかな時間を共に過ごせと言い残し、その場を後にする。
だが、レイはその言葉には従わなかった。
ラオウを相手でも怯まぬ強き女へと成長した今のアイリならば、もう自分がいなくなっても心配はいらない。
そう確信したレイは、再びアイリの下を去り、一人で最期の時を迎えんとするのだった。
いや村までは送ってあげてぇ!
危機感持ってぇ〜!!