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北斗の拳4 七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へ




あらすじ



20**年。世界は三度闇に包まれた。
かつて世紀末救世主と呼ばれたケンシロウは
何故か人々の前に姿を現さなかった。


拳法の修行を終えて村に戻ってきた主人公は、滅ぼされた村の様子に愕然とする。母は息絶える直前、主人公が実の子ではなく、宿命の下に生まれた子であることを告白。この世の悪を倒すため。そしてそれを為すための力を得るため、主人公は宿命の旅に出る。


旅の中で主人公は、自らの腕にある七つの痣が北斗宗家の血族の証である事を知る。修練聖堂に眠るリュウケンの声で北斗神拳の奥義に目覚めた主人公は真の北斗神拳伝承者となるため、宗家に仕える従者・風丸と共にケンシロウを探す旅へ。


リハクからの情報により、ケンシロウが水晶殿なる場所にいることをつきとめた主人公達。しかしその場所に辿り着くには、裏南斗六聖拳との戦いを避けることは出来なかった。裏南斗とは南斗聖拳の陰に隠れ、闇から闇へ受け継がれてきた拳。余りにも残虐なその拳は、南斗108派により表から抹殺されてきたのだという。北斗宗家の男リュード。そしてラオウの愛馬黒王号を仲間に加えた主人公は、裏南斗が支配するという南斗の大陸へ。


牙炎拳のバラム、赤蛇拳のメルド、吸血拳のハンジャー、白豹拳のデルモンといった裏南斗六星拳の使い手達との死闘を繰り広げる中で、南斗水鳥拳のルギー、南斗白鷺拳のジンギといった強敵達を失った主人公は、哀しみを背負い、究極奥義 無想転生を体得。裏南斗最強を名乗る龍王拳・大凶星のガルグに敗れるものの、十字稜でサウザーの最終奥義・天将鳳拳を会得した主人公は、臨んだ再戦で勝利を飾る。


残る最後の裏南斗、悲運の将の正体。 それはあのユリアの妹であった。彼女はガルグに記憶を奪われ、操り人形と化していただけだったのである。だがそれを信じる主人公とは違い、リュードには裏南斗の所業を許す事はできなかった。主人公と別の道を行く事を決めたリュードは、荒野に姿を消したのだった。


旅の中でラオウの息子 リュウを仲間に加えた主人公達は、ユリアの聖水によって悲運の将の記憶を取り戻し、遂に水晶殿の在り処をつきとめる。だが水晶殿の扉を開ける方法を知るのはリンのみであり、彼女は謎の拳、元斗琉拳の使い手によって拐われてしまっていた。リンを追う主人公達は、元斗皇拳のミッシュを仲間に加え、かつての修羅の国、魔道の島へと向かう。


北斗琉拳を制圧し、魔界を取り入れた元斗皇拳。それが元斗琉拳。その創始者サガンは、ファルコの息子ミッシュの殺害を企て自らを元斗皇拳伝承者と名乗った卑劣な男だった。リンを取り戻すため。そしてサガンを倒し、元斗皇拳の誇りを取り戻すため。元斗琉拳と激闘を繰り広げた主人公達は、遂にサガンを打ち破る。

だがその時、突如魔天王なる男が姿を現した。魔天王が一代で作り上げたという最強の拳、天帝拳。その剛拳を打ち破るには、リュウと戦い、ラオウの剛拳を肌に刻み込むしかなかった。北斗神拳伝承者の道を断ってまでリュウが授けてくれたラオウの拳、天将奔烈にて、主人公は魔天王を倒し、遂にリンの救出に成功したのだった。


リンが感じた新たな脅威。覇拳王。その圧倒的な強さは、魔天王をも遥かに上回っていた。トキの声で死の淵から蘇った主人公は、リンとルイから受け取った北斗の秘法で、水晶殿の中へ。再び現れた覇拳王を通すまいとして命を絶った風丸の死を乗り越えながら、遂に主人公はケンシロウとの対面を果たすのだった。


ケンシロウは幾多の激闘を経て、既に死兆星を見ていた。故に彼は自ら秘孔を突いて眠りにつき、新たな伝承者を待っていたのだった。ケンを超えて伝承者となった主人公は、北斗神拳最終奥義を体得し、覇拳王との最後の戦いへ。激闘の中、割れた兜の中から顕になった覇拳王の正体は、かつての強敵、リュードであった。拳に心を狂わせた最凶の強敵リュード。その闘気を打ち破ったのは、哀しみを包み込み、深き愛を心に抱いた、真の北斗神拳伝承者の拳であった。