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北斗の拳4 七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へ




ストーリー紹介(7)
最終章


天帝拳の村 マテンランド


魔天王の村。


魔天王は、カイオウの一族だという。

魔道の島が悪魔の顔の形をしているのは、 魔天王の強すぎる魔闘気が
山肌を削ったかららしい。


魔天皇の身体に触れたものはいないと言われ、あらゆる流派の人間と戦い、その拳を封じるのを愉しみとしている。魔天王がリンを捕らえたのも、主人公達が逃げ出さないための人質なのだという。
 

魔天王の城へと赴き、侵攻隊長のロドスと激突。彼もまた、誰も勝ったものがいないほどの強者。


ロドス
「俺は魔天王侵攻隊長のロドス!
既にこの世のあらゆる流派から拳を捨てる制約文が
魔天王様の下に集まっている!
わざわざ魔天王様の手を煩わす事もあるまい
俺が相手になろう!」



ロドス

ロドス
「グホッ! 強い!
だが魔天王様の足元にも及ばない!
魔天王様の強さは我々ですら
想像を絶する・・・ゲホッ!」




更に城を進み、魔天王と激突。


魔天王
「待っていたぞ(主人公)!
俺は天帝拳創始者 伝承者ではない!
解るか その違いが
真に力ある者は流派を受け継がず、自ら創造する!
既にあらゆる流派は我が手中に収めた
残すは北斗神拳のみ!
一人ずつじっくり愉しませてもらおう。
さあ来い!」




魔天王


圧倒的な強さを見せる魔天王の前に、主人公の拳は通用しなかった。


魔天王
「ふふっ! 久々に俺を愉しませてくれそうな奴だ
止めは刺さずにおこう」



リュウ
「魔天王の拳は剛の拳
奴の剛拳を包み込む柔の拳は存在しない
魔天王の剛拳は打ち砕くのみ
(主人公)! 俺に考えがある
いこう 北斗練気闘座に」



リュウの言葉に従い、北斗練気闘座に赴く。

>カイオウ一族
カイオウの子供、という解釈でいいのだろうか。まあ何人か作っていても全くフシギではないが。血筋という点ではリュウも同じリュウオウの血族だが、やっぱり若干違うのだろうか。
 
>強すぎる魔闘気は山肌を削り

山肌を削るはまだいいとしても、何故顔に・・・意図的にやったのか?
 
>拳を捨てる誓約文

殺してしまうのではなく、書類で解決しようとしている辺りに魔天王の優しさ(?)がうかがえる。主人公が強くなるまで待っていてくれたのも、そうとう甘い感じがするし。結構紳士な奴なんじゃないのか?



北斗練気闘座


練気闘座には
ラオウの石像が建立されていた。ラオウの闘気で蘇った主人公であったが、突如リュウは、そんな主人公に自らと戦うことを要求してくる。


リュウ
「(主人公)!俺と闘え!」


主人公
「な なぜだ?」



リュウ

主人公
「リュウ 何故闘いを挑んだ?」


リュウ
「我が父の剛拳
それを得るには容易なことではない
その道は唯一つ
俺と闘い 俺を倒す事でしか得られぬ!
これは父ラオウの遺言!
北斗の伝承者を命をかけて守りぬけと・・・
俺は伝承者の道を望んでいなかった
俺はお前のためなら喜んで拳を捨てる事が出来る!
ハァ〜!」



リュウ、自らの手首の腱を切断。


主人公
「リュウ!」


リュウ
「北斗神拳は一子相伝!
敗れた者は腱を切る これが北斗の掟だ!
(主人公)! 我が剛拳は
誇り高き勝者にのみ与えられる拳!
今こそ我が剛拳の最終奥義を伝承しよう!」




主人公、天将奔烈を体得する。

その時、ルギーが一同の前に登場。


ルギー
「北斗の激闘 見応えがあったぞ!
俺はルギー 俺の体は悲運の将に治してもらった
再び(主人公)の強敵となろう!」



主人公、復活したルギーを仲間に加え、魔天王との再戦へ。

>主人公達が蘇る
死んでいたのか?
 
>リュウは伝承者の道を望んではいなかった

よく読んでみると原作でもリュウは北斗神拳伝承者になりたいとは言っていないし、ケンもリュウを伝承者とするような事は一度も口にしていない。この展開はうまくその事実を捉えた、北斗4の中でも最も奥が深いエピソードだと思う。
 
>天将奔烈

無想転生を会得した後に天将奔烈ってのもなんか順序がおかしい気がする。
 
>悲運の将の力で治してもらった
さすがユリアの妹だけあって、同じ治癒能力ももっているということか。もしルギーの死兆星をも消してしまっているのだとしたら、ユリア以上とも考えられるが。



マテンランド(再)


再び魔天王と激突。


魔天王
「むむっ (主人公)よ!
一回り大きくなったようだな
ならば本気で闘わねばならぬ!
さあ 来い(主人公)!」



魔天王

主人公、会得したラオウの剛拳・天将奔烈によって魔天王に勝利。


魔天王
「ぐぐっ! 見事だ(主人公)!
流石北斗神拳!
俺は俺一代の天帝拳と共に
この地に果てよう。グボッ!」




奥に囚われていた
リンを救出。


リン
「私はリンです。
貴方 その腕のアザは!
そうだったの
貴方の目はケンに似ているわ
私は誰かが助けに来てくれると信じていました
どんな時でも希望を捨てるなと昔ケンが言っていたから。
私の持っている秘宝の欠片をあげましょう
でも二つの秘宝が一つにならないと水晶殿の扉は開きません

はっ!
北斗の村の跡地 モンパサが危ない!」



リンが予知した危機に従い、モンパサの村へと急ぐ。

>目がケンに似ている
結局主人公の両親は不明のままなのだが、これは主人公がケンの息子だと言う意味ではないのだろうか。まあリンもユリアと似てるとか言われてたし、あまり関係ないか。



モンパサ(再)


村は既に壊滅していた。


トキの墓の前で、たたずむ男が一人。

その名は、新世紀絶対者覇拳王


覇拳王
「我 新世紀絶対者 覇拳王
我が拳は天なり
我が拳は絶なり
我が拳は極なり
拳を司り、覇を唱えるは 我 覇拳王のみ!
我の前には全ての宿命も平伏す
滅せよ北斗! 2000年の彼方に!」



覇拳王

主人公、覇拳王の前になすすべもなく敗北。
その時、
トキの声が主人公の頭に響く。


トキ
「立て! 立ち上がれ! (主人公)!
騒乱の大星雲を収める手立てはただ一つ
北斗神拳最終奥義のみ!
急げ! (主人公)! 白泪の谷へ!
ケンシロウより奥義を授かれ!」



その時、二つに分かれていた秘宝の欠片がひとつになり北斗の秘宝に。そして主人公は、ケンシロウを呼び醒ますという秘孔 蘇生七星孔を覚える。

>滅せよ北斗
覇権王の正体はリュードなわけだが、滅せよ北斗という事は、彼の拳はもはや北斗神拳ではないのか?その割には北斗神拳の奥義をバシバシ使ってくるが・・・

 
>最終奥義
原作が終了した後にケンシロウが開発した奥義なのか?

 
>蘇生七星孔
バットが蘇った秘孔も七星の形に光っていたことから、同じ秘孔なのではないかと推測される。



水晶殿入口


北斗の秘宝で水晶殿の扉を開き、ケンシロウのもとへと向かおうとする主人公。だがその行く手に、
覇拳王が立ち塞がる。


覇拳王
「待て! (主人公)!
ケンシロウを会う前にこの覇拳王がとどめを刺してやる!」


風丸
「(主人公)様! ここはお任せを!
覇拳王よ! 私の命のかけてもここは通さぬ!」


覇拳王
「ほう。命のかけても通さぬと
その言葉 試してみようか?
俺の力はこの水晶殿をすら吹き飛ばす事も出来るのだぞ!
命を賭けると言うならば自らの手で果ててみよ!」


風丸
「・・・・。」


覇拳王
「さあ どうした?
お前の言葉は偽りか?
この臆病者めが!}」


風丸
「・・・ はあああああっ!
(主人公)様 風丸は貴方に仕えて幸せで御座いました
私は信じています。
貴方が最強の北斗神拳伝承者と成られることを・・・」



風丸、自らの命を絶つ。


覇拳王
「・・・。」



風丸の凄絶な死を目にし、覇拳王、無言で去る。

>風丸、自らの命を絶って主人公をケンシロウと会わせる
別に文句があるわけではないのだが、これで覇拳王がすごすご帰るより、もうストーリー上で関係ないルギーやミッシュらもが命をかけて覇拳王につかかっていき、その間に主人公を行かせるというほうが演出として良いような気がする。用済みは殺せ!がモットーである北斗の拳なんだから。でもミッシュは伝承者を襲名した直後だし、ちょっと忍びない気はする。



水晶殿


水晶殿の中へ。
最深部に眠る
ケンシロウに蘇生七星孔を突き、長き眠りから目覚めさせる。


ケンシロウ
「(主人公)!
北斗の宿命がお前をここに呼び寄せた
北斗神拳は一子相伝!
この俺を倒さなければ伝承できぬ
最後の時は来た!
地上最強の北斗神拳をお前の肌に刻み込め!」



ケンシロウ


ケンシロウ
「見事だ!
お前もまた強敵との闘いの中で
北斗神拳を見極めたか!
俺は既に死兆星を見ていた。
ラオウの・・・カイオウの・・・
そして多くの強敵との壮絶な闘いが
オレの体を蝕んでいた。
だから自らの秘孔を突き 眠りについた。
北斗神拳は戦場の拳!
壮絶な闘いの中で
哀しみを背負った者のみに受け継がれる!
俺は待った!
この世の哀しみを全て包み込む
愛深き男を・・・
強き伝承者を!
今こそお前に
北斗神拳最終奥義を伝承しよう!」

 
 

主人公、ケンシロウから北斗神拳最終奥義を授けられる。



ケンシロウ
「お前は今から北斗神拳伝承者だ!」



その時、覇拳王の声が響く。


覇拳王
「ははははっ! 我 覇拳王!
我が居城 この白泪の谷に立つ!
(主人公)よ! 貴様の北斗神拳 受けてたとう!」



黒夜叉
「覇拳王の城が 突然この白泪の谷に!
(主人公)さま!
この黒夜叉 お供つかまつります」




黒夜叉


主人公、
黒夜叉を新たな仲間に加え、最後の戦いへ

>ケンシロウを倒さねば伝承できない
そんなルールあったっけ?

 
>ケンシロウ、死兆星を見ていた
バランに手こずったり、ボルゲに止めをさしきれなかったのを見ると、確かに既に弱りかけていたような気もする。

 
>覇権王の城が出現
覇拳王が突貫工事で作り上げたとは考えにくいので、おそらくもともとあった城を覇拳王が仕掛けを作動させて出現させたのだろう。結局主人公やリュードがどういう北斗宗家の血筋なのか明らかにはされないが、こういう仕掛けなどがある事を考えると、この水晶殿に秘密がありそうな気もする。



覇拳王の城


城の入口には、すでに肉体が死んでいるはずの風丸が。


風丸
「北斗よ 永久に栄光あれ〜!」

風丸、最後の力で北斗神拳の栄光を願い、果てる。


黒夜叉
「か、風丸・・・
よくぞ務めを果たした
お前も真の従者よ!」



黒夜叉、44ポイントの哀しみを背負い、秘孔 蘇生破を体得する。






城の奥で待つ覇拳王と、最後の戦いに臨む主人公。


覇拳王


戦いの中で覇拳王の兜が割れる。
その中から現れたのは、かつての強敵、リュード  



リュード


リュード
「ふふっ。久々だな」



主人公
「リュ・ウ・ド」



リュードの拳の前に再び倒れる主人公。
だがその時、天の声が響く。


天の声
「(主人公)よ!
思い出せ!強敵を!
お前と共に熱き血を流し
闘ってきた 強き男達を!」


強敵の熱き血潮で、再び立ち上がる主人公
激闘の末、主人公は北斗神拳最終奥義でリュードを撃破するのだった。


>44ポイントの哀しみ
主人公がジンギの死に背負った哀しみより1ポイント少ないな。
しかしそれで無想転生を会得しているのだから、この哀しみも相当なものだと思われる。つか、ポイントであらわすもんでもないだろう、哀しみって・・・

 
>正体はリュード
正直、離脱寸前のリュードは戦力的に物足りなくなっていたので、この成長ぶりに当時プレイした時は結構ビックリした記憶がある。裏南斗の汚いやり方に怒ってPTを抜けたのに、結局村人達を全滅させるような男になって、それで強くなったのだから、皮肉だ。

 
>さいしゅうおうぎ
別に使わなくても倒せたりする。



エンディング

リュード
「ぐばっ! この俺が・・・誰の・・・何に・・・
負けるというのか・・・
これが地上最大の北斗神拳か・・・
(主人公)・・・ここまで強くなろうとは・・・
俺の氷の心が、炎の剛拳が、

お前の哀しみに打ち砕かれたというのか!」

ケンシロウ
「リュード!哀しみだけではない!
(主人公)は強敵とも凄絶な戦いの中で
深き愛をその心に刻んだのだ。」


リュード
「     あ  い 」


ケンシロウ
「全ての哀しみを包み込み
深き愛を心に抱くものこそ
北斗神拳伝承者!」


リュード
「・・・」

ケンシロウ
「リュード・・・ お前もまた哀しき男よ。
・・・そう。かつて我が兄ラオウが
天を目指したように。
さあリュード!俺と共に帰ろう。
北斗の男達が眠る地へ。」




 Fin

>最後
ケンシロウとリュードの会話で一方的に終了。
真の主人公はリュードだったのか。