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ハクリ夫妻



登場:原作(212話)
肩書:リュウに乳を与えた夫妻

 かつて拳王軍の兵士だった男と、その妻。リセキと共にケンシロウから赤子のリュウを預かり、育ての親としてリュウに乳を与えた。

 ケンが訪れる2年前に妻を含む数人が伝染病にかかったため、山奥の村へと移住。ハクリ一人で荒地を開墾して生活していたが、コウケツ一族の襲撃にあい、火矢を受けて死亡。妻も火事で息絶えたが、死ぬ間際にもう一度だけリュウを抱きしめたいという願いを叶え、リュウとの生活が夢のように幸せだったことを告げた。


 ラオウ外伝 天の覇王では、村から姿を消したリュウに頭を悩ませながら捜索するというシーンが描かれた。妻も一緒に探していることから、まだ発病する前である様子。また、彼等の住む村が、「拳王軍孤児の住む谷の村」だという設定も与えられた。