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マコ



登場:原作(40〜41話)TVアニメ版(31話)
肩書:アキの兄
CV:川島千代子(TVアニメ版)
   進藤尚美(PS版)

 足が悪い子供。アキの兄。

 弟のアキに支えられながら歩いていた時、ジャギの部下とぶつかったことで因縁をつけられ、アキが代わりに右脚を差し出すことに。だがそのアキをかばう老人の「よく出来た弟」という言葉がジャギの逆鱗に触れ、アキだけがジャギに連れて行かれる事となった。

 その後、アキの遺体を抱えて訪れたケンシロウを、ジャギ本人と勘違いし、ボウガンを向けて激高。ケンシロウから俺を撃てと言われ戸惑うも、その気迫に驚いて発射してしまい、矢はケンの胸に命中。その痛みを必ずジャギに届けるようケンから約束された。




 TVアニメ版では病弱な設定となり、やせ細った姿に変更。ケンシロウに矢を射るのも、ジャギに突かれた秘孔 頭芯命によって半ば操られた状態にされていたからという理由に変更された。後にケンの秘孔によって頭芯命の効果は解除されている。なお、アニメでは弟のアキは死亡せず、後に生きて再会する。







 作中初期で生き残った子どもが北斗の軍に加わって、バットと共に戦ってんじゃないかと妄想したりするんですよね。その場合、このマコくんはきっと義足のスナイパーになってると思うんですよ。だってあのケンシロウに矢をブチ当てたんですよ。凄いじゃないですか。その経験さえあれば怖い物なんて無いよ。


 あれはケンシロウが的になってくれたからだろ!と真顔で反論してくる人もいるかもしれない。だがそれにしたって、胸の真ん中に命中は凄くないですか?普通「撃てぇー!」なんて脅されたら、ビビって変な方向に撃っちゃいますって。それなのにブル決めてきやがったんですよ。メンタル半端ないでしょ。


 真面目な話、その子どもと思えぬ射撃の腕や、どこからボウガンを手に入れたのかとか、脚が悪い子供の自衛手段は何かとか諸々考えると、マコが以前からボウガンの練習をしていた可能性は大いにあると思うんですよね。だからあると思いますよ、北斗の軍が誇る義足の死神、マコ・ヘイヘの爆誕も。