TOP


前の記事へ 次の記事へ


北斗の拳 -世紀末ザコ伝説-
2017年6月5日(月)



公式サイトより)

3.5 次元?舞台『北斗の拳 ‐世紀末ザコ伝説‐』
ザコの、ザコによる、ザコのための、ザコだけの舞台!


「拳王軍」

その構成人員は多岐にわたり、親衛隊を筆頭に数々の部隊にわかれ統率されている。

原作『北斗の拳』の拳王親衛隊の中で名前が出る事が無かった漢たち(いわゆる【ザコ】)にも、生活があり人生があり、その壮絶なまでの“死に様”があった。

原作では決して表舞台に出る事のなかった『ザコ』の生き様こそが今の時代を象徴する!!?

原作誕生から35-1年の月日を経て初めて語られる「世紀末ザコ伝説」が今ここに誕生する!!



(WEBニュースより)


北斗の拳、34年で初の舞台化
まさかの雑魚キャラ“主役”で



 人気マンガ「北斗の拳」が、作品誕生34年にして初めて舞台化されることが5日、明らかになった。“主役”は、ケンシロウでも、ライバルのラオウでもなく、雑魚キャラクターで、タイトルも「北斗の拳 −世紀末ザコ伝説−」となる。ストーリーはもちろん、登場キャラクターも含めて話題となりそうだ。

 「北斗の拳」の雑魚キャラクターは、モヒカンやスキンヘッドなど個性的なヘアスタイルでいかつい顔の男だち。作中では「ヒャッハー」など声を上げて、世紀末の庶民を虐げるものの、ケンシロウらに一撃で次々と倒されるというやられ役。だがインパクトのある存在で、2013年には「北斗の拳」の生誕30周年を記念して全国紙の見開き広告を飾って話題になったこともある。

 舞台は、磯貝龍虎さんや河合龍之介さん、寿里さん、林野健志さんらミュージカル「テニスの王子様」の俳優がそろうほか、日本舞踊をベースに古今東西の音楽を取り込んだ「スーパー日舞」の花園直道さん、アニメ「おそ松さん」のオープニングを担当したガールズユニット「A応P」の水希蒼さんが出演。アニメの予告ナレーションを担当した声優・千葉繁さんも「声の出演」に決まった。また、舞台のオープニングライブは、アニメのオープニング曲「愛をとりもどせ」で「クリスタルキングwith A応P」が担当する。

 公演は9月6日〜10日で、シアターGロッソ(東京都文京区)。全席指定で「ザコシート」が6999円。前方エリアと特典が付く「世紀末シート」が9999円。ステージエリアの一部を客席にした特典3点付きの「リングサイドシート」が1万9999円。

記事元:YAHOOニュース(まんたんウェブ)


ごめんなさい・・・・

こういう時どんなリアクションすればいいかわからないの・・・





舞台・・・舞台かぁ。

ほいで拳王軍ザコが主役かぁ。

これは・・・逃げたなぁ



いや、ザコが主人公という特殊な層を狙った内容な時点で逃げてるというのもおかしな話なのだが、少なくともメインキャラを出さないことによって、脊髄反射で実写化反対する層からの批判とか、漫画とのギャップから感じる違和感からは結果的に逃げられてますからね。もちろん、それはそれでリスクも多分にあるので、全く逃げたわけではないとは思いますが。

こういうストーリーを選んだって事は、メインキャラを出さなくてもお客さんを満足させられる自信があるって事ですからね。本気でエエの作りに来てる感じがビンビンしますもん。ザコ視点ならではの苦悩・悲哀を題材にしたストーリーなんですよね?普通にいい舞台になりそう。


twitterでのご意見を拝見していて思い出したんですが、そういえばこれ、千葉繁御大がよくインタビューで仰られている内容そのままなんですよね。

※デアゴスティーニ北斗の拳 スペシャルインタビューより抜粋

千葉 僕はいわゆるザコキャラや村人たちをたくさん演じましたけど、彼らだって生きたいわけですよ。そういった人たちに、声を吹き込むことで、"どんな人生を与えられるか"ということは意識していましたね。『北斗の拳』では、ケンシロウにカメラが向いていますけど、実際はどんな脇役にだって人生があるわけです。画面の隅でつっぱらかってる兄ちゃんを主人公にした映画だって作れるはずですよね。『北斗の拳』に登場するモヒカンヘアーの悪役も、核戦争が起こる前は会社員だったかもしれない。そんな人が、ボスに雇ってもらうために「とりあえず髪型を変えてみようか」「チェーンでも巻いてみるか」とか努力したのかもしれないわけです。(以下略)


「画面の隅でつっぱらかってる兄ちゃんを主人公にした映画だって作れるはずですよね。」


ホントに作れちゃったよ!
舞台だけど。


これはもう千葉氏が出演するとかじゃなくて、企画発案である可能性も高いかも。
これ結構前から言ってはるし、ずっとやりたかった事なのかもしれないなぁ。

でもやっぱりそういう物語の裏側を見たがる人って、私を含む特殊なファンだけなんじゃないかと思うんですよね・・・。ノーマルの北斗ファンに、果たしてウケるのか、激しく心配です。最初に「逃げた」なんて言ってしまいましたが、やっぱこれ大勝負ですね。



なんか、主役がザコっていうだけでメインキャラの登場はなさそうと思い込んでしまいましたが、よく考えればそんなこともないですよね。いや、逆に絶対出番ありそうな気がしてきた。じゃないと、きっとお客さん満足しませんよ。ザコメインの話と理解して来場したとしても、心のどこかで皆期待していると思いますもん。
拳王軍なんだから、おそらくラオウ様の出番はあるとは思うんですよ。私の予想としては、黒王にまたがった拳王様・・・・の、「シルエット」辺りが出てきそうな予感がします。劇をコスプレ大会にしてしまう事無く、シリアスな雰囲気を保つには、そのくらいの演出がギリ許されるラインじゃないかなあ。



しかし気になるのは、その主役のザコが「拳王親衛隊所属」であることを匂わせる宣伝文句だ(親衛隊の時点でザコじゃない気もするが)

親衛隊・・・というのは、いわゆるカサンドラに登場した、ザルカ&カシムらのアラビアンナイト集団のことなのか?

それとも物語終盤で拳王様の行進に同行していた、文字通りの「親衛隊」のほうなのか?


もし後者なのだとしたら・・・


ザク様出演ワンチャンあんじゃね?


やべえ。急激に見たくなってきたぞ。




でも東京は遠いなぁ・・・。現状ではパスかな。
好評につき関西公演決定!ってなったら行くので、とりあえず微力ながらうちも宣伝に協力させていただきます。



チケットのご購入は
こちらから!!



皆様宜しくお願いいたします。





あと、私から一つだけ要望を言わせてもらうなら


軽々にヒャッハー使うなって事くらいですかね。


言ってねえからな!それ原作で一回も!


記事にコメントする


前の記事へ 次の記事へ