TOP


読み切り版 北斗の拳
ストーリー キャラクター 流派・奥義


キャラクター紹介


主人公



霞 拳四郎
 第22代北斗神拳伝承者。父から拳法を叩き込まれ、若くして一撃必殺の拳を身につけたが、平和な世にその使い道を見出せないでいる。
 恋人のユキをマンションへと送り届けた直後、そのユキから殺人を見たとの電話を受け、現場へ。しかし既にユキは殺されており、さらに駆けつけた警察には犯人扱いされ、父と共に牢屋へと入れられてしまう。全ては暗殺組織・泰山寺の仕業だと父から聞かされ、活人拳である北斗神拳の伝承者としての宿命に覚醒。ユキの仇である剛田や矢崎、そして署長を抹殺した。
 その後、泰山寺の日本進出を阻むため、各地の幹部達を次々と暗殺。その最中、南西支部で出会ったリュウとヨウコの協力を得て、廃工場に匿われた。しかし金峰梅軒率いる武装警察に取り囲まれ、逃亡中に二人は死亡。泰山寺に更なる怒りを募らせ、南西支部へと侵入。金峰梅軒と対決し、その鋼鉄の肉体を打ち破り、二人の仇をとった。







第1話



ユキ
 霞拳四郎の恋人。秘伝とされる北斗神拳を見ることを許され、その凄まじさを目撃した。
 マンションに帰宅後、剛田が佐々木法務大臣を殺害する瞬間を目撃。電話で拳四郎に報告し、助けを求めるが、部屋に入り込んできた剛田によって殺された。


拳四郎の父
 霞拳四郎の父親。師父劉正から口伝された北斗神拳を、幼き頃から拳四郎に叩き込んだ人物。
 ユキの危機を知り、拳四郎と共にマンションへ。背後から撃たれそうになっていた拳四郎を助けようとし、右肩に銃弾を浴びた。その後、拳四郎と共に殺人犯の罪を被せられて牢屋の中へ。全ては泰山寺の仕業である事を話し、今こそを北斗神拳を活人拳として活かす時だと告げた。


剛田
 泰山寺の戦士の一人。クラスはB級以下。とある政治家に雇われ、佐々木法務大臣を抹殺。そしてその現場を目撃したユキをもその手にかけ、全ての罪を拳四郎へと被せた。
 警視庁鬼謀署にて、拳四郎と対面。敗北した矢崎の後を次いで、熊爪両断拳で襲い掛かったが、両手を破壊されて敗北。最期は北斗双龍波によって秘孔を突かれ、爆死した。


矢崎
 泰山寺の戦士にして、警視庁鬼謀署の刑事。戦士としてのクラスはB級以下。泰山寺棒術の使い手。
 佐々木やユキが殺されたマンションへと駆けつけ、無実の拳四郎とその父を犯人扱いし、逮捕。二人を牢獄に閉じ込め、散々罵声を浴びせた。その後、署長室に押し入ってきた拳四郎を始末しようとするが、秘孔気舎で動きを封じられた後、全身を殴られて死亡。


署長
 警視庁鬼謀署の署長。泰山寺と結びついており、剛田や矢崎と共謀し、佐々木法務大臣達の殺害を全て拳四郎の所為にしようとした。
 署長室に乗り込んできた拳四郎の前に、矢崎、剛田とも敗れ去ったため、許してほしいと懇願。後ろから撃たないという約束を一瞬で反故し、銃を構えた瞬間、既に突かれていた秘孔によって頭を破裂させた。


佐々木法務大臣
 ユキと同じマンションに住んでいる法務大臣。正義の政治家であるが故に、他の政治家の恨みを買い、差し向けられた刺客・剛田によって殺された。


鈴木
 佐々木法務大臣の秘書。ドアを開けた瞬間、剛田に一撃で殴り殺された。


剛田の仲間
 剛田と共に、佐々木法務大臣の暗殺へと訪れた男。死ぬ前にユキが電話していた相手がやってくると読み、一人でマンションに待機していた。部屋に入ってきた拳四郎を背後から銃殺しようとするが、拳四郎の父に止められそうになり、その肩に発砲。改めて拳四郎を殺そうとするが、銃弾をあっさりとかわされ、顎に回し蹴りを受けて死亡した。


警察
 警視庁鬼謀署の警察官達。裏で泰山寺と繋がっている。矢崎と共にマンションに訪れ、拳四郎を殺害犯として逮捕した。


劉正
 北斗神拳第二十一代師父。拳四郎の父に、北斗神拳を口伝した。


黒牛
 拳四郎の練習相手として父親が譲り受けた黒牛。闘牛では最上の八丈島産の黒牛であり、既に三人を殺しているらしい。突進をかわされた後、叩き込まれた拳によって秘孔を突かれ、腹部を破裂させた。








第2話



リュウ
 泰山寺に所属する戦士の一人。暗殺指令を拒否し、恋人のヨウコと共に泰山寺を脱走。追っ手の斉藤伝鬼に殺されかけるが、拳四郎が斉藤を殺したため、結果的に助けられた。その後、眠り続ける拳四郎を匿ったり、泰山寺の情報を提供したりと、拳四郎に協力した。
 潜伏していた工場が武装警察に囲まれたため、下水道を通って移動。拳四郎が奪った車で逃げようとするが、斉藤に受けた傷の所為で走れず、ヨウコと共に銃殺され死亡。最後の力で拳四郎をかばい、泰山寺の壊滅を拳四郎に託した。


ヨウコ
 リュウの恋人。リュウと共に泰山寺を脱走し、追っ手の斉藤伝鬼に殺されそうになるが、拳四郎の出現によって救われる結果に。その後、潜伏先で警察に自首することを提案するが、既に警察も泰山寺と結びついているため、却下された。
 下水道を通って逃亡を謀るが、傷の所為でリュウが走れなかったため、追っ手に銃殺されて死亡。


泰山寺の総帥
 泰山寺の総帥。泰山寺を世界に根を張る暗殺機関にし、世界を裏から支配しようとしている。拳四郎の所為で日本進出が遅れている事を危惧、しA級戦士である金峰梅軒に抹殺指令を下した。


金峰梅軒
 泰山寺南西支部の支部長。A級クラスの戦士。鋼鉄以上に肉体を鍛え上げた怪力の持ち主。
 総帥の命令を受け、霞拳四郎を殺すため出動。武装警察を率い潜伏先を取り囲んだが、下水道を伝って逃げられたため、取り逃がした。その後、屋敷へと乗り込んできた拳四郎と対峙。自慢の怪力や、妖剛筋鬼幻幽拳などで苦戦させるも、拳を見切られ決着。北斗百裂弾を鋼鉄の肉体で跳ね返すも、内側から破壊する経絡秘孔の前にはどうすることも出来ず、爆死した。


斉藤伝鬼
 泰山寺南西支部の幹部。戦士としてのクラスはB級以下。
脱走したリュウを追い詰めて殺そうとした時、自らの命を狙う霞拳四郎が出現。泰山寺白蛇獄水で戦おうとするが、流星破顔脚によって経絡秘孔を突かれ、頭を半分にズレさせられて死亡。


龍幻
 泰山寺の戦士の一人。戦士としてのクラスはB級以下。泰山寺殲滅を狙う霞拳四郎によって殺された。顔写真のみの登場。


百地
 泰山寺の戦士の一人。戦士としてのクラスはB級以下。泰山寺殲滅を狙う霞拳四郎によって殺された。顔写真のみの登場。


米倉
 泰山寺と繋がる大臣の一人。泰山寺の総帥の命令で、精鋭の機動部隊を出動させた。


泰山寺の門番
 泰山寺南西支部の兵士達。屋敷に潜入してきた拳四郎に絞首逆折で暗殺されたり、霞が見つけられない役立たずとして金峰梅軒に殴り殺されたりした。


武装警察
 霞拳四郎を殺すため、金峰梅軒が召集した機動隊。銃などで武装し、拳四郎達が身を潜める隠れ家を完全包囲した。下水道を通って出てきた拳四郎に小部隊がやられるものの、到着した本隊の銃撃により、リュウとヨウコを殺害した。


 泰山寺の総帥が飼っている虎。金峰梅軒の力を試すために嗾けられた。首に噛み付くものの、鋼鉄の肉体の前に牙は通じず、絞め殺されて死亡。とどめに目玉を食いちぎられた。