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ジェネシス




(以下の内容はTVアニメ「蒼天の拳-REGENESIS」に基づく)
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約2600年前に栄華を誇ったナハシュの民の末裔達が組織した軍閥。「ナハシュの預言書」の教義を信じ、祭司であるナギット家の指揮の下、王ミガドル(エリカ)と二つの勾玉の奪還し、予言にあるミガドルの雷(核爆弾)を使って世界の再創生を成し、ミガドルを頂点にとした国を再興せんと活動している。そのための活動資金を稼ぐため、激化する戦争に合わせて武器を売りさばき、世界中に勢力を拡大させている。


◆ジェネシスのメンバー

製作中




◆関連用語

●ナハシュの民

約2600年前、西方はるか彼方にて、王ミガドルと約束の地を守護していた民族。かつて栄華を極めていたが、他の民族に全てを奪われ、国を失い流浪化。2600有余年という永きに渡り表舞台から姿を消し、伝承する天斗聖陰拳とともに滅びたとされていた。
しかし王ミガドルの血を引く少女・エリカが現れた事で、これを神の啓示と信じ活動を開始。祭司シメオン・ナギットを中心に秘密結社「ジェネシス」を組織し、ナハシュの予言にあるミガドルの雷(核爆弾)を使っての世界の再創生を成し、選ばれし子ミガドル(エリカ)を頂点にとした国を再興しようとした。そのための活動資金を稼ぐため、激化する戦争に合わせて武器を売りさばき、世界中に勢力を拡大させていった。
ナハシュの血を引く者には天斗聖陰拳を扱える才があり、代々祭司を努めるナギット家の血筋を持つ者のみが全ての神技を扱える(例外あり)。かつて東方に向かった一派が月氏の民に天斗聖陰拳を伝え、そこから西斗月拳が生まれたとされている。
北斗と西斗が持つ二つの勾玉が、一族に伝わりし伝説の秘宝とされている。それを一族の約束の地である「ノハール・ナハ」の玉座に祀り、ミガドルがそこに座すことで、記憶されしミガドルの雷の設計図が映し描かれる。



●ナハシュの預言書

ナギット家を始めとするジェネシスのメンバーが、その実現を信じ、行動原理としている、いにしえの予言。シメオンが書物を所持している。

【ナハシュの予言 第七章五節】
 ナハシュの民が滅ぼされんとするとき
 選ばれ子、天上よりミガドルの雷を授けられん
 過ち繰り返す愚かな者たちの頭上にミガドルの雷降り注ぐ
 世は再創生され、われらが栄光の国蘇らん
 約束の地はノハァル・ナハ


●ミガドル

ナハシュの民を統べる「王」。ナギット家を始めとするナハシュの一族によって守護される存在。現代ではエリカ・アレントがその資質を持っているとされており。事実、ナハシュの預言書にある「ミガドルの雷(核爆弾)」の設計図を彼女のみが記憶していたり、シメオンのルーアハをその身に受けても無傷であったりと、神秘の力を有していることは間違いない。


●ミガドルの雷(いかづち)

「ナハシュの予言」の一説に登場する、多くの人命を奪う「何か」を指す言葉。これにより世界が再創生されることで、かつて栄華を極めたナハシュの民の国が蘇るとされている。
ロバート・アレントの核実験を眼にしたシメオンは、これこそがミガドルの雷であると確信。核分裂装置の設計図を手に入れるため、その図面を記憶しているミガドル(エリカ)に協力を仰いだ。霞拳心が「ヒムカ」となってジェネシスに協力していたのは、天斗聖陰拳と、このミガドルの雷を手に入れるためであった。


●祭司

ミガドルを護り、ナハシュの予言を成し遂げる宿命を背負いし者。ナハシュの一族においては、代々ナギット家がその役目を務めている。先代はシメオンの父であるサガ・ナギットが務めていた。


●ナギット家

ナハシュの一族の中で代々「祭司」としてミガドルを守護する役割を担っている家系。シメオン・ナギットと、その父であるサガ・ナギットなどがいる。
天斗聖陰拳伝承者も代々この家系の者が務めており、拳の神技である「奪い取る」「溜める」「括りなおす」「ほどく」の4つの柱の全てを扱えるのは、完全純血なる祭司のナギット家の血を引く者のみとされている(稀に例外も存在する)。


●ノハァル・ナハ

ナハシュの預言書において「約束の地」と記されている場所。インドネシアの何処かにあり、劇中では「西域北道と南東の分岐点」にあると語られている。
突き出た崖の先端に立つ岩塔の内部には、螺旋状の巨大な人の顔があり、その中の螺旋階段の頂上に玉座がある。二匹の蛇の石像にそれぞれ勾玉を咥えさせ、玉座に座ったエリカが能力を発動させることで装置が起動。中央の柱が光り、人の顔の像が閉じ、内側の暗闇の中に核分裂装置の設計図が映し出される


●天斗聖陰拳

約2600年前、ミガドルと約束の地を守護していたナハシュの民が編み出した拳。ルーアハ(気)の流れを自在に操ることを極意とし、その使い手は光り輝く拳を持つ。北斗神拳や西斗月拳の始祖の拳でもある。
詳細は「流派紹介:天斗聖陰拳」参照


●ルーアハ

天斗聖陰拳の使い手が用いる「気」の総称。眩い光と、身を焼く程の高温を有している。天斗聖陰拳の神技である「奪い取る」「溜める」「括りなおす」「ほどく」の真髄であり、通常の「気」と同様に手から放って遠方の敵を攻撃したり、相手から気を吸収したり、遺伝子の構造を変えたりすることも出来る