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孫家拳の師父
そんかけんのしふ



登場:第37話
肩書:北斗孫家拳先代伝承者
流派:北斗孫家拳
CV: 沢木郁也

 北斗孫家拳の先代伝承者。芒狂雲ギーズの師父。
 かつて狂雲が始祖の拳である北斗神拳に挑もうとしたため、それを力でもって制止。狂気の力を借りねばならない"人間の拳"である北斗孫家拳では、天帝の守護拳である北斗神拳には決して勝てぬと説いた。その後、襲い掛かってきた狂雲に記憶抹消の秘孔を突くが、秘孔変位によって無効化され、逆にその首を獲られた。




 狂気を強さの源としている孫家拳って、設定だけ聞くと全然マトモな拳には思えないんだが、この人はえらくマトモだったね。普通これほど人知を超えた拳法を会得したら傲慢になりそうなもんなのに、始祖の拳にゃ逆立ちしても勝てねぇ!って冷静に認識できてるのが凄いよ。いや全くどこが狂気なのかと。
 もしかしたらこの人も過去に北斗神拳に挑んだ過去があるのかもしれない。んで鉄心にボッコボコにされたんだよきっと。理屈だけで自分の拳が下なんてなかなか認められないと思うし、そうやって実際に力で捻じ伏せられたってほうがしっくりくるなあ。

 ところで彼と狂雲が話をしている時の一場面に、複数のハゲ・・・もとい拳士が修行してるような様子が確認できる。もしかしたらこの者達は全員北斗孫家拳の門下生なのだろうか。そうなのだとしたら、師匠が死に、狂雲が死に、ギーズも死んだ後、彼らはどうなったのだろう。
 中途半端に拳を学んで強くなった、狂気を孕んだ複数のハゲたち・・・はっ!!まさか、この国が後に修羅の国になったのってもしかして・・・!!