一部の記憶を消す秘孔


　記憶の一部を切り取り、抹消する秘孔。任意の部分の記憶だけを消し去る事が出来る。

その場の事を忘れさせる秘孔 拳志郎 → 洋食屋の店員 登場：蒼天の拳（3話） 　蒼天の拳に登場した秘孔。その場で起こった出来事だけを綺麗に忘れさせる。拳志郎が溥儀の禁衛隊を殺した際、その場に居合わせた洋食屋の店員達に対して使用し、目の前で起こった殺人劇を忘れさせた。秘孔位置は右のこめかみ辺り。

孫家拳を忘れさせる秘孔 孫家拳の師父 → 芒狂雲 登場：蒼天の拳（37話） 　蒼天の拳に登場した秘孔。それまで学んだ北斗孫家拳の知識を忘れさせることができる。北斗神拳に挑もうとする芒狂雲の暴走を止めるため、彼の師父が刺突。全ての拳の知識を消し去ることで、戦いをやめさせると共に、事実上彼を破門扱いとした。しかし狂雲の秘孔変位によって点穴位置を変えられていたため、効果は発揮しなかった。本来の転結位置は、両胸の下辺り。

一瞬の記憶を忘れさせる秘孔 ケンシロウ → エデンの衛兵 登場：北斗が如く 『北斗が如く』にてケンシロウが使った秘孔。相手を放心状態にすると共に、数秒前までの記憶を消し去る。エデン地下牢の看守に対して使用し、己が脱獄したことを忘れさせた。おそらくは頭顳と同じではないかと思われる

一部の記憶を消し去る秘孔 ラオウ → エデンの衛兵 登場：北斗が如く 『北斗が如く』にてラオウが使用した秘孔。突いた相手の記憶を一部抹消する。暫く呆けた状態になるが、やがて正常に戻る。スフィア・シティの秘密に関する話を聞いてしまったエデンの衛兵二人に対し使用した。

数分間の記憶を消す秘孔 ケンシロウ → 闇帝軍の見張り 登場：ケンシロウ外伝 　小説 ケンシロウ外伝に登場した秘孔。闇帝（偽）のパオの見張りについていた男に使用し、ケンシロウたちを目撃したその一瞬の記憶を抹消した。ケンの話では数分の記憶を消すとの事だったが、実際は自分の名前まで思い出せなくなっていた。秘孔位置はこめかみ。