とりゅうようこけんのしはん
| 登場：第128話 肩書：上海随一の道場の師範 肩書：杜流陽湖拳 |
上海でも随一と言われる杜流陽湖拳の道場の師範。道場破りに訪れた流飛燕に、弟子達を一斉に襲い掛からせ、動きを封じたところに必殺の鉄拳を叩き込もうとした。だが弟子はあっという間に全滅。血化粧と構えから、相手が死鳥鬼・流飛燕であることに気付き、金を渡そうとしたり、娘の写真を見せたりして許しを請うも、一片の慈悲も与えられず、身体を真っ二つにされた。
「杜」は、森とほぼ同じ意味であるが、特に拳法に関係あるとは思えないので、おそらく姓であろう。つまりこの師範の名が杜何某である可能性が高い。ビミョーな強さの「杜」と言えば杜天風だが・・・まあ流石に関係無いか。「陽湖」は、中国最大の淡水湖である「八陽湖」からきているものと思われる。
しかし上海一を謳っていたわりには、蒼天の拳に登場した中国拳法使いの中でもとりわけヘボだったなあ。私が思うに、このヘボいポジションに実在の拳法の使い手をあてがうと色々問題がありそうだから、あえてオリ拳にしたんだと思う。