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天衝舞
てんしょうぶ



流派: 元斗皇拳
使用: ファルコ (対 ケンシロウ)
登場: 北斗の拳(154話)/アニメ版(120話)/
北斗の拳3/激打3


 相手が放った拳の上に着地するという元斗皇拳の技。上空から攻撃しようとしたファルコに対し、ケンシロウがパンチで迎撃しようとしてきたため、その拳の先に着地して反撃に転じた。

 『北斗の拳3 -新世紀創造 凄拳列伝-』では敵の攻撃を跳ね返す奥義として登場。水影心によってケンシロウも使えるようになる。

 『真・北斗無双』には「天翔舞」という若干漢字が違う技が登場する。単なる表記ミスの可能性もあるが、上空から闘気で攻撃するという全く別の技になっているため、真相は不明。
 『モバイル 真・北斗無双』では、同じ技だが「天衝舞」に修正されている。




 元斗皇拳は闘気に頼りきりの拳じゃないぞ!という心の叫びが垣間見える奥義。とはいっても2D格闘ゲームじゃないんだから、そうそう迎撃パンチを喰らう状況に見舞われるわけもなく、このときの上空からの拳も、この天衝舞を出すための布石だったように思える。だいたい逆さまになって落ちてきているのに、立つときにはちゃんと上下を転換している事を考えても、最初からこうしたかったという意図がミエミエだ。この拳で虚を突くことにより、いわゆる戦いの主導権をとるための奥義なのではないかと思う。