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ZERO ケンシロウ伝
ストーリー 登場人物 流派・奥義 STAFF



登場人物

主人公



ケンシロウ
 北斗神拳の伝承者。シンに敗れて瀕死状態だったところをヤマン一家に救われるが、直後にグルマに捕らえられ、ゲッソーシティへ。「狼殺し」との謳い文句で、奴隷として売り出された。その後、ガデスとの奴隷対決に勝利したことで一躍有名に。店主のグルマを脅し、ヤマン一家の離散を防いだが、根本的な解決にはなっていないとして、フウゲンに甘さを指摘された。

 人々がジュガイ軍との戦いに狩りだされるのを防がんと、シスカの暗殺を決意。だが爆弾のリモコンを前に手を出せず、張りつけにされてしまう。しかし今度は自分を守るために民衆が盾になる姿を見て、哀しき者達の祈りに応えることこそが己の宿命である事を確信。救世主となりてジュガイとの闘いに勝利し、捕らわれていた人々の解放に成功した。だがその直後、シスカの爆弾によって街は壊滅。多くの哀しみを背負い、再び荒野へと出た。

 ラオウを倒した後には、ユリアと二人で旅立ち、浜辺の教会で結婚式をあげた。





ジュガイ軍



ジュガイ
 かつてシンと南斗孤鷲拳伝承者の座を争った男。妻子を殺した盗賊をその手にかけ、伝承者の道から逸脱。心を悪に染め、この世に覇を唱える軍閥の長となった。

 ゲッソーシティの水源を手に入れるため、配下の昆虫男たちを差し向け、起爆装置を奪取。軍を率いてゲッソーシティへと進軍し、水に毒を混ぜるなどの作戦を展開した。その後、ケンシロウと一対一の闘いに臨むも、完敗。その甘さがこの世界でとこまで通用するか、あの世から見ていると言い残し、絶命した。


昆虫男A
ジュガイ配下の一人。昆虫のような碧のスーツを全身に纏っている。ジュガイの命を受け、シスカが持つ起爆装置を奪うために城へ潜入し、シスカ軍の隊長から情報をもとにスペアリモコンを持ち帰った。

 その後、ジュガイ軍の侵攻にあわせて再び潜入し、マスターリモコンも奪取。浄水装置のシステムナンバーを聞きだした後、シスカを殺害し、ジュガイにリモコンを送り届けた。だが隠されたもうひとつの起爆装置の存在に気付くことができず、最後は爆発に巻き込まれて死亡。


昆虫男B
 ジュガイ配下の一人。相棒と共にシスカに城に潜入し、起爆装置を奪取。このままこの街を手に入れようと相棒に持ちかけたが、ジュガイには逆らえないとして断られた。その後、ジュガイのもとへと帰還するが、漂う殺気を感づかれてしまい、ヤケクソでジュガイを襲撃。しかし南斗孤鷲拳で全身を切り裂かれ、ペットの鷹のエサにされた。


ジュガイ軍
 ジュガイに仕える兵士達。ジュガイと共にゲッソーシティへと侵攻し、シスカ軍との戦争に臨んだ。だが救世主として覚醒したケンシロウの前に蹴散らされ壊滅。生き残った者達は、ジュガイの敗北を見て一斉に逃亡した。


ジュガイのペットの鷹
 ジュガイが飼っている鷲。シスカ城の爆弾のリモコンをジュガイに届けた。





ヤマン一家



ヤマン
 サヤの夫。ダン、アモの父。荒野で瀕死のケンシロウを救おうとしていたとき、グルマ一味に捕らえられ、奴隷としてゲッソーシティへ。自らの不甲斐なさに涙したその哀しみが、意識のないはずのケンシロウにも涙を流させた。
 その後、サヤとアモをシスカに捕えられ、ジュガイ軍と闘うよう強いられたが、ケンシロウの活躍によって無事家族と再会。しかしシスカの爆弾によって一家もろとも命を失った。


サヤ
 ヤマンの妻。ダン、アモの母。荒野で瀕死のケンシロウの姿を発見し、見過ごしては人でなくなるとして救出。だがその隙にグルマ一味に背後を取られ、奴隷としてゲッソーシティへと送られた。

 一旦は家族離散の危機を脱するも、アモと共にシスカに捕えられ、ヤマン達を従わせるための人質に。後に解放されたが、シスカの爆弾によって家族全員非業の死を遂げた。


ダン/ダンネ
 ヤマンとサヤの娘。世紀末の世を生き抜くため、女である事を隠して生きている。本名はダンネ。

 行き倒れていたケンシロウを救おうとしていたとき、グルマ一味に捕えられ、ゲッソーシティへ。奴隷として売りに出されるが、ケンの力で一家離散の危機を免れた。だがその後、サヤとアモをシスカに捕えられ、ジュガイ軍と闘わされる羽目に。ケンに自らの想いを告白し、戦地へと赴いたが、救世主として覚醒したケンシロウによって救われた。だが家族と再会した直後、シスカの爆弾によって非情の死を遂げた。


アモ
 ヤマンとサヤの娘。ダンの妹。家族ともどもグルマに捕えられ、奴隷として売られるためにゲッソーシティへ。ヤマンの涙に呼応し、ケンが涙を流したのを見て、人の哀しみを知るこの人は悪人ではないと確信した。
 その後、サヤと共にシスカの城に監禁されるも、シスカの死に伴い家族と再会。だが結局シスカの爆弾によって命を失った。





ゲッソーシティ



シスカ
 ゲッソーシティの支配者。かつてパソコンソフト会社の課長だったが、核戦争後、自らだけがパスワードを知る水質浄化装置を独占。更に村人達の家族を人質として捕らえ、城の起爆装置を握ることで、不動の権力を獲得した。

 全ての元凶としてケンシロウに暗殺されかけるも、爆弾のリモコンを武器に手出しを許さず、返り討ちに。車で引きずり回した挙句、磔の刑に処した。だがその後、ジュガイ軍の侵攻を受け、自らも爆弾のリモコンを昆虫男に奪われて万事休す。浄水装置のパスワードを吐かされた後、刃で胸を貫かれて命を失った。しかし死ぬ間際に、隠してあったもうひとつの起爆装置を作動させ、街の者全てを巻き添えにした。


グルマ
 ゲッソーシティにある『グルマズスレイブショップ』の店主。かつてパソコンソフト会社の社長であり、シスカ(課長)の上司であったが、核戦争後にシスカが浄水装置を支配したため、立場は逆転。更に2歳になる息子を人質に取られ、仕方なく働かされている。

 奴隷狩りに出た先でヤマン一家とケンシロウを捕らえ、店へと帰還。狼殺しとして大々的にケンを売り出すも、サッパリ買い手がつかず、更にライバルであるジニアが難癖をつけてきたため、代表同士を戦わせて決着をつけることに。結果、ケンシロウの圧勝に終わったものの、予想を超えた強さだったため、逆に奴隷のケンに命令される立場となった。その後、自分たちのために命をかけてくれたケンシロウを救わんと決起。息子に渡して欲しいと、ケンに写真入りのロケットを託し、ケンシロウの盾となって矢を受け絶命した。


フウゲン
 先代南斗孤鷲拳伝承者。ジュガイの離脱により、シンを次期伝承者に指名。だがそのシンに両脚の腱を切断され、戦うことの出来ない身体にされた。

 グルマの店で奴隷として売りに出されていた時、捕らえられてきたケンシロウと遭遇。甘さを捨てて救世主の道を往くよう進言し、自らもその楯にならんと命を懸けた。その後、宿命に目覚めたケンシロウに救世主の誕生を確信するも、シスカの爆弾に巻き込まれて瀕死に。最期に、己たちの死を乗り越え、哀しみを背負って生きるようケンに言い残した。



ジニア
 グルマとライバル関係にある奴隷店の店主。グルマの店の商品にケチをつけ、互いの店の奴隷を戦わせて決着をつけることを提案。熊殺しのガデスを送り出し、大衆の前で勝利を見せつけようと画策したが、ケンシロウの前にアッサリと目論見を崩された。

 その後、グルマ等と共にケンシロウを守るために戦い、シスカ死後には家族とも再会できたが、シスカの爆弾によって命を落とした。


ガデス
 ジニアに奴隷として雇われた巨漢。かつて熊を絞め殺したという「熊殺し」の異名を持つ。
 コロシアムでケンシロウとの決闘に臨み、先制攻撃の体当たりを炸裂。更に剣や槍で攻め立てるも、ケンの力の前には通用せず、剣を脚に刺された所にハイキックを喰らいダウンした。その後、ジュガイ軍に寝返り、再びケンシロウと対決。しかし今度は一切の手加減なく秘孔で爆死させられた。


グルマの部下達
 グルマの手下達。グルマと共に奴隷狩りへと赴いたり、店の前で客に奴隷を売りさばいたりしている。グルマのシスカの関係をヤマンに話したり、いちゃもんをつけてきたジニアに歯向かったりした。


シスカ軍隊長
 シスカ軍の隊長を務める男。家族を人質にとられ、仕方なくシスカに仕えている。ジュガイ軍に協力すれば家族は返すと言われ、昆虫男に起爆装置の情報を漏らした。しかし約束は守られず、昆虫男に胸を貫かれて死亡。


シスカ軍
 家族や女を人質にとられ、仕方なくシスカに仕えている兵士達。城に潜入したケンシロウを捕らえ、車で街中を引きずり回し、張りつけに処した。その後、ゲッソーシティに攻め込んできたジュガイ軍と合戦に臨むも、シスカが死んだため解放。だが結局シスカの爆弾に巻き込まれ、全滅した。


グルマの息子
 2歳になるグルマの息子。シスカによって城の地下に監禁されている。おそらくシスカの爆弾による崩落で死亡したものと思われる。


シスカの側女達
 シスカが侍らせている美女達。食事の時に口元を吹いたり、夜の伽をしたりしている。


奴隷を買いに来た男
 グルマの店で売られていたケンシロウに興味を引かれた男。買うとは口にしなかったが、ジニアが茶々を入れてきたことにより、買ったほうの店の奴隷を買うような流れにな巻き込まれた。


ゲッソーシティの人々
 ゲッソーシティで暮らす人々。捕えられた奴隷、それを売りさばく者達、そしてその奴隷を買いに来た者達等が往来している。奴隷商人達は皆、シスカに人質をとられ、強制的に働かされているらしい。









ケンを襲った狼
 行き倒れていたケンシロウに襲い掛かった10頭の狼。秘孔を突かれて全頭爆死した。


モモ
 シスカの娘。既に死んでいるらしい。その名前と誕生日を、爆弾の起爆パスワードとして使用された(MOMO0328)


ジュガイの妻子
 ジュガイの妻とその子供。食糧を狙う盗賊達によって殺された。


ジュガイの妻子を殺した盗賊達
 たった数日分の食糧を奪うためにジュガイの妻子を殺した盗賊達。怒り狂ったジュガイの手によって抹殺された。







本編登場キャラ



ユリア
 ケンシロウの恋人。かつてケンと共に旅立とうとしたが、シンに強奪され、その後不治の病を発病。数年後、再びケンと共に旅立ち、廃墟となった教会で二人だけの結婚式を挙げた。その後、自分の中にケンの子が宿っている事を明かし、その子のためにケンの伝説を聞かせて欲しいとねだった。


シン
 ケンの胸に七つの傷を突け、ユリアを連れ去った男。かつてジュガイと南斗孤鷲拳の伝承者の座を争っていたが、ジュガイが魔道に走ったため、自らが伝承者に。その後、師フウゲンの足の腱を切り、自らも覇道へと乗り出した。


リュウケン
 北斗四兄弟の師父。死神として世の為に人を殺し、それでいて人の心を失わずにいれるのはケンシロウしかいないとして、ケンを次期北斗神拳伝承者に指名した。ケンとユリアの結婚式を祝福するための幻影としても登場。


ラオウ
 拳王軍の王。北斗四兄弟の長兄。ケンシロウが救世主の宿命に目覚めた瞬間を、遥か遠くの地で感じ取った。ケンとユリアの結婚式を祝福するための幻影としても登場。


サウザー
 聖帝軍の王。南斗鳳凰拳の使い手。ケンシロウが救世主の宿命に目覚めた瞬間を、遥か遠くの地で感じ取った。ケンとユリアの結婚式を祝福するための幻影としても登場。


トキ
 北斗四兄弟の次兄。ケンシロウが救世主の宿命に目覚めた瞬間を、遥か遠くの地で感じ取った。ケンとユリアの結婚式を祝福するための幻影としても登場。


レイ
 南斗水鳥拳の使い手。ケンとユリアの結婚式を祝福するため、幻影となって現れた。


シュウ
 南斗白鷺拳の使い手。ケンとユリアの結婚式を祝福するため、幻影となって現れた。


ジュウザ
 五車星の一人。ユリアの母違いの兄。ケンとユリアの結婚式を祝福するため、幻影となって現れた。


リュウガ
 ユリアの実兄。泰山天狼拳の使い手。ケンとユリアの結婚式を祝福するため、幻影となって現れた。


バット
 コソ泥の罪でリンの村の牢屋に囚われていた少年。ケンの北斗神拳の凄まじさに驚嘆した。


リン
 目の前で両親を殺され、声を失った少女。ケンに秘孔を突かれ、Zに捕らえられた際に発した心の叫びによって声を取り戻した。


リンの村の人々
 リンがすむ村の人々。訪れたケンシロウをZの一味かもしれないとして、牢に捕らえた。その後、zに襲われて壊滅しかけるが、ケンシロウによって救われ、その伝説の北斗神拳に驚愕した。


ZEED
 リンの村を襲った盗賊団。リンを捕らえて抵抗をやめるよう告げたが、駆けつけたケンシロウに北斗百裂拳を喰らい爆死した。