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コーエン/シュウマ

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登場:ケンシロウ外伝
肩書:闇帝軍の王
流派:南斗黒烏拳

 『小説 ケンシロウ外伝』に登場したキャラクター。闇帝軍の王。南斗黒烏拳の使い手。「闇帝シュウマ」という偽名を使っており、カラスの仮面によって正体を隠している。左目が見えないことを悟られないため、常に闇の中に潜み、部下にすら素顔を明かさない。

 同盟国のザイム軍を滅ぼしたケンシロウを標的にし、軍を率いてエリスの砦を包囲。その最中、「一条鞭のコーエン」との偽名を使って敵陣に入り込み、ケンシロウに接近。傍で見ることでケンシロウという男の価値を見定めた。その後、自らの居城「暗烏閣」に訪れたケンシロウの前で正体を明かして対決へ。互角の戦いを繰り広げるが、闘いの中で左目が見えないことを見抜かれて降伏。だがまだ死ねない理由があるとして、己の左腕を代償に、暫く命を貸しておくようケンに頼んだ。

 ケン達が幻王軍に襲われた際、軍団を率いて馳せ参じ、一団を救出。だが幻王軍本隊との戦に負け、自らも幻王ダルダとの戦いに敗北し、致命の傷を負った。その後、ケンの肩を借りてナザニエルへと向かい、そこで繰り広げられる地獄絵図をケンシロウに見せ、この荒んだ世を救う役目を託した。最期は街中で起こる爆発から赤子を守り、更に残る力で三聖者の首を刎ね、自らの役目を完遂。妹エゼルに、殉教を捨ててケンシロウと共に戦うよう言い残し、絶命した。