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ラオウ外伝 天の覇王

拳王府
拳王軍の覇道の拠点となる城。鬼王ゴラムの居城、鬼巌城を改築して作り上げた。
詳細は「用語紹介:拳王府」を参照。

鬼巌城
鬼王ゴラムの居城。ラオウの覇道の拠点となる城を探していたソウガに目をつけられ、ラオウ達は楽師に変装してここへと潜入。レイナやソウガは頑張ってゴラムに取り入るための演技を行ったが、ラオウは小難しい芝居を無視してゴラムに戦いを挑み、北斗剛掌波で一蹴。城を制圧し、ゴラムの手下達を配下へと加え、拳王軍の設立を宣言した。その後、配下たちの手によって改築が行われ、ラオウが建設指揮長を抹殺するなどして恐怖を煽った結果、短期間で拳王府へと作り変えられた。

ニドウ村
赤子の多い村。大人たちの一団が、赤子のためのミルクを手に入れるために遠出していたが、その間にジライ団の襲撃を受け、滅ぼされた。

羅国
智将ギオンが治める地。拳王府の西にあり、小国ながら交通の要衝で、ここを手に入れれば通商も手に入れることのできると言われる。ここを攻めていた拳王侵攻隊は、黒王谷の馬を利用するというギオンの策によって壊滅させられたが、後にラオウが黒王を味方に引き入れたため、ギオンはラオウに完全降伏を申し入れるとともに、国も拳王軍のものとなった。

黒王谷
黒王を主とする1000頭もの野生の馬の集団が暮らしている谷。智将ギオンの城の近くにあり、ギオン軍は度々ここの馬達に悩まされていたが、拳王侵攻隊をここへと誘い込むことで馬達に全滅させるという作戦に利用した。その後、自ら谷へと訪れたラオウは、黒王が二匹の虎から子馬を守る場に遭遇。もはや助からぬ傷を負っていた子馬をラオウが殺したことで、枷のなくなった黒王は、獰猛な虎を一蹴。その後黒王はラオウの覇道に力を貸すことを約束し、手下の馬達も拳王軍入りした。

ギオンの城
智将ギオンの居城。ギオンが、拳王侵攻隊が野生の馬達に壊滅させられる様を望遠鏡で確認し、自らの策の成功に高笑いをあげた。だがその後、馬達がみな拳王軍のものとなったため、進軍してきたラオウたちを軍団員全員の土下座で出迎え、完全降伏の意思を示した。

黒鉄城
TVアニメ版に搭乗した我王軍の居城。鉄壁の守りを誇り、拳王軍が一週間費やしても落とすことが出来なかった。だが突如現れた軍師サクヤは、これを一夜で落として見せると公約。自ら女商となって城へと入り込み、女好きな我王を誘惑することによって、暗殺に成功。将軍ハバキがそのあとを継ぐが、多くの松明で兵を数倍に見せるというソウガの策によって兵達はパニックに陥り、攻め込んできた拳王軍たちの前に劣勢に。ハバキは南斗隼牙拳でレイナを一旦は追い詰めるも、投石器に自らが飛ばされるという方法で城壁を飛び越えてきたラオウに一撃で殺されたため、陥落した。

聖帝十字陵
サウザーが建設しようと目論む権威の象徴兼陵墓。ピラミッドに似た外観をしているが、ラオウ外伝に搭乗した際はまだ着工したての状態であり、その形を形成するまでに至っていなかった。

聖帝の居城
聖帝サウザーの居城。拳王軍が迫っているとの報告を受けたサウザーに、軍の大都督であるユダが案を授け、サウザーはそれにのった。TVアニメ版では拳王軍軍師のサクヤをよびつけ、配下に加わるよう命じたが、サクヤは「愛」ゆえにそれを断ったため、激怒したサウザーによって追い出された。

聖帝軍に子供を拐われる村
聖帝軍が、聖帝十字陵の建設要員とするため子供たちを拐う為に訪れた村。村人達は逆らうことができず、子供たちが連れて行かれる様をただ黙ってみていた。その後、訪れたラオウは、隠れて難を逃れたナギを捕らえ、隠れて拾った命に価値はないと説き、人々に戦う勇気を教えた。

修羅の国
ラオウ達の故国。かつてラオウ、トキ、ケンシロウの三人が北斗神拳を学ぶためにこの国を発ち、そしてラオウが覇道を開始するにあたってレイナ、ソウガの兄弟も海を渡った。

カサンドラ
拳王軍に逆らった者たちが投獄される不落の監獄。もとは10数年前に龍帝アモンが作り上げた居城であったが、ラオウの手に落ちた後、監獄へと作り変えられた。その後、智将ギオンが獄長を勤めていたが、後にラオウが見込んだウイグルにその座が譲られた。
詳細は「用語紹介:カサンドラ」を参照。

龍帝軍の残党の集落
かつて龍帝アモンに仕えていた龍帝軍の兵士達が暮らす集落。カサンドラのそばにある。カサンドラがラオウの手に落ちた後、城を監獄へと作り変える手伝いをした。

奇跡の村
かつてトキが秘孔術を使って復興させた村。トキが留守の間に盗賊に襲撃され、多くの人々の命が奪われた。その後、アミバやウサなどが訪れ、トキを殺そうとするも、その後をついで拳王が自ら訪れ、トキの捕獲を命じた。
詳細は「用語紹介:奇跡の村」を参照。

トキとアミバが出会った村
かつてアミバがトキから屈辱を受けた村。原作では奇跡の村という扱いになっているが、ラオウ外伝では別の村だということになっている。

アミバが病人を殺して廻った村々
奇跡の村の付近一帯にある村々。トキの名を騙るアミバによって多くの病人が殺された。

ゲルニの支配する村
ゲルニ率いる拳王侵攻隊に支配されていた村。

風を聴く森
森のリュウロウが暮らしている地。南の山脈の南端にあり、戦いに嫌気が差したリュウロウは、ここに建てた庵で晴耕雨読の生活を送りながら、木々を再生させようとしている。村人達は、リュウロウが作った風力発電器のおかげで電気のある生活を送っており、恩人であるリュウロウに、感謝の意味を込めて毎日食べ物を届けている。頻繁に祭りも行われているらしい。
サウザーからの使者が、リュウロウを聖帝軍に引き入れんとなんども訪れているが、リュウロウはこれを固辞。続いて拳王自ら訪れ、拳王軍入りを要求するも、リュウロウはラオウがケンシロウと同じ道をいくなら喜んで力を貸すと返答。相容れぬことを悟ったラオウは、リュウロウとの戦いを選び、その手で葬った。

武当山金豹拳の道場
武当山金豹拳を伝承する男の道場。押し入ったラオウは、伝承者を圧倒した後、妻と子を人質にとり、秘伝書を渡すよう要求。その奥義を確認した後、伝承者に秘孔 新血愁を突いて立ち去った。

獅子王の居城
獅子王イゴールの居城。岩を切り取ったような外観をしている。城前に現れたリュウガとソウガに対し、イゴールは華山獅子吼拳で迎え撃ったが、天狼凍牙拳を喰らい一撃で敗北。その後、拳王軍が一気に城内に攻め入った。

獅子王の領土の村
獅子王イゴール軍の領土の中にある村。イゴールの死後、残党達がここにたてこもって抵抗を続けていたが、ソウガは村を焼き払うよう命令を下し、兵士や村人達全員が殺された。

サザンクロスタウン
KINGが支配する、ユリアのためだけに作り上げられた街。KINGの正体を探らんとするリュウとレイナが襲撃をかけ、酒場にてジュウザと対面。KINGの正体がシンであること、ユリアが死んだこと、そしていまこの街にケンシロウが向かっていることを聞かされたリュウガ達は、自分達では判断しかねるとして、拳王府へと戻った。ケンシロウがシンを倒した後、冥王軍が領土を占拠した。
詳細は「用語紹介:サザンクロス」を参照。

玄王の城
玄王サリムの城。ユダ軍の刺客であるイザベラが、サリムを誘惑することで潜入。毒入りの酒を飲ませ、とどめにナイフをつきたてて暗殺を果たした。その直後に謎の軍閥(ユダ軍)に侵攻され、攻め落とされた。

ユダの居城
ユダの居城。各地からユダのコレクションとなる女達が集められており、彼女らはここで刺客へと育て上げられ、近隣の軍閥の王を暗殺するために派遣されている。ラオウ外伝の中では、ユダは表舞台には姿を現さず、ダガールの居城という形をとっている。力をのばす謎の軍閥の正体を確かめんと、少数の兵を率いて訪れたレイナは、ダガールの罠にはまり捕らわれの身に。ラオウ暗殺のための刺客へと調教されることになったが、マミヤの手引きによって脱出に成功した。

レイナ達に救われた村
ジャギが率いる盗賊団に襲われていた村。レイナとソウガが率いる拳王部隊が、野盗たちを蹴散らしたおかげで救われた。

ジャギのアジト
ジャギ一味のアジト。「七つの傷の男」が率いる盗賊団の正体を確かめんとするソウガとレイナが訪れ、「ケンシロウ」を名乗るジャギと対面。相手が拳王軍であることを知ったジャギは、利害の一致から休戦を申し込み、ケンシロウは自分が倒すことを二人に宣言した。

神の国
GOLANが支配していた国。カーネルの死亡後、冥王軍に占拠された。

砂漠の村
砂漠の中にある隠れ村。普段は盗賊対策のために村全体をシートで覆い隠しているが、砂嵐になると姿を現す。ガイヤの秘術によって村人全員が操られており、冥王軍の手先にされている。
冥王軍を追撃するリュウガ部隊は、宿を求めてこの村へとたどり着いたが、ガイヤの黒山陰形拳による不意打ちを喰らい、リュウガは瀕死の状態に。偵察に訪れたソウガ達は、行商として村に潜入するが、最初から拳王軍であることを見抜かれており、順番に殺されていき全滅。ソウガは指突血を喰らい、余命二ヶ月とされた。その後、ラオウが全軍を率いて村に攻め込んだが、冥王軍に村を包囲され、周囲から総攻撃を受ける形に。だがラオウはそれらをものともせず、冥王軍の真の支配者であるガイヤとの決戦に臨み、圧倒した。

拳王軍孤児の村
拳王軍兵士の孤児達が暮らしている谷あいの村。リュウがハクリ夫妻やリセキらとともに暮らしている。原作でもケンシロウがリュウを迎えに訪れている。



ユリア外伝 慈母の星


北斗の寺院
北斗四兄弟が住まう寺院。予知能力によって、サヤとその父の死を感じたユリアは、サヤと共に
ここを訪問。サヤの命が尽きる三日後まで宿泊することで、せめてサヤが父の死に哀しむことなく逝けるよう配慮した。だが到着してすぐに、ジャギの口から南斗の寺院の家事のことが告げられ、一向は直ぐに引き返す結果となった。
詳細は「用語紹介:北斗の寺院」を参照。

南斗の寺院
ユリアやサヤが住んでいる寺院。サヤの父はここの僧侶を務めている。ユリアとサヤが北斗の寺院へと発った直後、大火事に見舞われ、多くの死者がでる惨事に。サヤの父も火災に巻き込まれ、ユリアたちが戻ってきた直後に命を失った。
詳細は「用語紹介:南斗の寺院」を参照。

シテン山
オオカミ達の巣窟となっている山。頂上に咲くヒゴトツゲという花には、願い事をかなえる力があるといわれており、かつてサヤが生まれたときに父親が命がけでこれをとりにいった。

南斗の里
人里はなれた地にある南斗聖拳の聖地。南斗孤鷲拳伝承者の印可を受けるためにこの地へと向かっていたシンは、その道中、ユリアと初対面。村へと到着した後、ユリアに己の力を見せ付けるかのように、圧倒的な力で南斗十人組手を勝ち抜き、南斗聖司教より伝承者の印可を授けられた。その後、シンはユリアにアプローチをかけるも、相手にはされず、そればかりかジュウザに激しい屈辱を受け、因縁を作ることとなった。
詳細は「用語紹介:南斗の寺院」を参照。

ジュウザが通うバー
ジュウザと顔なじみのマスターがいるバー。強引なナンパをしていたチンピラを撃退したジュウザは、それに代わるかのように女をナンパするが、シンの気配を感じてそそくさと逃亡。一足違いでジュウザに逃げられ、怒りを募らせるシンに、恨みを抱くもの同士としてチンピラが協力を申し出た。

サキの誕生パーティーが行なわれた船
ユリアの世話係であるサキの誕生パーティーが開かれた船。乗り込んできたシンとチンピラによってパーティーはめちゃくちゃにされ、それに怒ったジュウザとシンの激しい戦いが勃発。その後、二人とユリアはチンピラの手によって船内へと閉じ込められ、更に船はダイナマイトによって爆発、炎上。運命では三人ともここで死ぬはずだったが、ユリアを守りたいという想いの一致により、シンとジュウザが力を合わせたことで、沈み行く船からの脱出に成功した。



レイ外伝 蒼黒の餓狼


アスガルズル
女王エバが治める女の街。「皆殺し色里」との異名を持つ巨大な娼家であり、 エバが近隣の奴隷屋から買い集めた女達が暮らしている。 女たちは客として訪れた男たちの相手をさせられており、その代価としてせしめた水や食料・燃料によって大きくなった街は、KINGや聖帝すら迂闊に手を出せぬほどの巨大勢力へと成長。だが各地の王がこの国に重きを置いているのは、女王エバの存在が大きいからだと言われている。
詳細は「用語紹介:アスガルズル」を参照。


レイの村
アイリやレイの両親が住んでいた村。ジャギ一味の襲撃に遭い、アイリを連れ去られた。
レイ外伝 蒼黒の餓狼では、教会で襲撃に遭った様が描かれている。

教会
アイリが結婚式を挙げるはずだった教会。ジャギ一味がアイリを連れ去った後、燃やされた。

奴隷屋
レイがアイリの行方を捜して訪れた奴隷屋。アスガルズルの北にある。 奴隷狩り、奴隷屋ともどもレイに抹殺されたため、奴隷たちは結果的に助けられる形となった。

レイとユウが出会った街
野盗か者をあさっていた廃墟の町。恐ろしい形相をしたレイが近づいてきたため、盗賊達はあわてて逃亡したが行く先にいたユウのボウガンを喰らいバイクを転倒させた。

近隣の奴隷屋
アスガルズルの近隣にある奴隷屋。エバが女の奴隷達を買い集めた。

水鳥拳の女拳を伝授した堂
リンレイが、闇闘崖から転落したレイを救い、運んだ堂。レイに南斗水鳥拳の女拳の存在を教え、その型を見せた。

鳥影山
レイがロフウから南斗水鳥拳を学んだ修行場。針山の上に立てられた柱の上に何日も立ち続けるという修行を行っている。ユダが南斗紅鶴拳の印可を得たことをひけらかしに訪れたり、シュウやカレンがレイの修行を見守りに来たりした。

闇闘崖
南斗水鳥拳の修行の場の一つ。深い谷の中に立てられた一本の柱の上に10日間立ち続けるという試練が行われる。これに挑んだ歴代の南斗水鳥拳伝承者の約半数が命を落としたという。ロフウよりこれに挑むよう言われたレイは、6日目の朝にハゲワシの攻撃やアミバのボウガンによる妨害を受け、谷底へ落下。だがリンレイによって命を救われ、その後、彼女より南斗水鳥拳の女拳を学んで再度挑戦。鷹を飛燕流舞で切り裂くなどして、見事に試練を突破したレイは、ロフウより水鳥拳伝承者の印可を与えられた。

シュウの館
シュウや、その弟子のカレンなどが暮らしている館。レイの身を案じるカレンが、夜中に抜け出そうとしたが、外でユダとアミバが話していたため、引き返した。

サザンクロス
KINGの本拠地。アスガルズルへ侵攻しようとするシンのもとにアミバが訪れ、その街にいるロフウの存在を伝えた。

ビレニイプリズン
かつて凶悪な犯罪者ばかりが捕らわれていたとされる収容所。ザンの手下であるガライとケペルもここの元囚人であり、ガライのほうはデビルリバースと並び称される大量殺人犯として知られていた。収監中、暴れるガライを止めるため、ケペルは鈴の音を使い、暗示をかけることに成功。以降ガライはケペルの操り人形と化した。

某国の研究所
核戦争以前、某国の科学者達が人体実験を行っていた研究所。薬物投与、人体機械化、遺伝子操作などによって、リマやフリーダ、デビルリバースといった怪物(フェノメーノ)を作り出すことに成功した。核戦争によって施設は崩壊し、それに伴い実験体たちはこの地を後にしている。

南斗の寺院
南斗六聖拳たちが、覇道に乗り出したロフウの処遇を決めるための謀議を開いた場所。
詳細は「用語紹介:南斗の寺院」を参照。

高名な拳法家が支配する都市
高名な拳法家が支配していたといわれる都市。BB(リマとフリーダ)によって攻め落とされた。

南斗聖闘殿
かつて数多の南斗最強の拳士を見届けてきたといわれる地。アスガルズルの南にある。ロフウがレイとの決着の場として選び、死闘の末にレイが勝利を収めた。また、その戦いを見届けんと、拳王軍、聖帝軍、KING軍、UD軍、南斗最後の将の一団などが訪れたが、決着を待たずして皆引き上げている。



◆レイ外伝 読みきり版


野盗のアジト
マリをさらった野盗団のアジト。訪れたレイによって一味は壊滅させられ、サイとマリが再会を果たした。

マミヤの村
マミヤがリーダーを務める村。カレン率いる拳王侵攻隊の襲撃を受けたが、レイの手によって守られた。
詳細は「用語紹介:マミヤの村」を参照。

南斗の修行場
かつてレイが南斗聖拳の修行を行っていた場所。レイが鷹に飛燕流舞を決めたが、その瞬間を目撃できなかったことでカレンが悔しがった。



トキ外伝 銀の聖者

奇跡の村
かつて死を待つ者たちが集まる場所だったが、トキとラモの手によって復興を果たした村。ZEED軍の夜襲を受けたが、風車による発電を利用した戦い方や、ジュウザが助っ人に加わったりなどしたことで、その脅威から村を守り通すことに成功した。その後、トキがメディスンシティへと出ている間に、村はトキに化けたアミバの手におち、再び死の街に。後にケンシロウの手によってアミバは倒され、再びトキはこの村に帰ってくることが出来た。
詳細は「用語紹介:奇跡の村」を参照。

ZEEDのアジト
ZEED軍のアジト。奇跡の村の北のほうにある。奇跡の村の住人であるセトが偵察へと訪れたがスパイ活動がばれ、殺された。

ZEEDに壊滅させられた村々
ZEED軍が奇跡の村を襲う前に壊滅させた村々。七つの村を、奇跡の村から遠い順に順番に襲っていくことで、奇跡の村の者たちの恐怖を煽った。

北斗の寺院
かつて北斗四兄弟がリュウケンのもとで北斗神拳を学んでいた寺院。かなり多くの門下生が拳法の修練を行っている描写がある。ならず者の道場破りが訪れ、数人の門下生を殺害するなどして暴れたが、ラオウに一蹴された。
詳細は「用語紹介:北斗の寺院」を参照。

ジャギのアジト
ジャギ一味のアジト。トキに恨みを抱くアミバに目をつけたジャギは、彼をアジトへと招き、アミバがトキに化けてなりかわる作戦を提案。そのための準備として、棍棒を使ってアミバの背にトキと同じ傷を作った。

リュウガの居城
天狼のリュウガの居城。ジャギが訪れ、拳王の犬に成り下がったリュウガに皮肉を浴びせた。

メディスンシティ
トキに診療依頼を出した村。多くの薬が眠っているが、使い方を知るものがいないため、奇跡の村にいるトキに赴いてもらうことで、診療を頼むと共に薬の知識を授けてもらった。だがその間に奇跡の村は盗賊に襲われ、知らせを受けたトキは急いで帰還。後にメディスンシティも、拳王軍の手に落ち、拳王のための霊薬を作るための村と化した。

カサンドラ
拳王との戦いに敗れたトキが収監された監獄。生きる意味を見失ったトキは牢獄の中で死の時を待っていたが、訪れたリュウガよりケンシロウとユリアが生きていることを聞かされ、今しばらく生きることを決意。仮死状態になる秘孔を突くことで自らの命を延ばし、ケンシロウの到着を待った。
詳細は「用語紹介:カサンドラ」を参照。

南斗の寺院
かつてユリアが暮らしていた寺院。死兆星を目にし、死の不安を抱えたトキが、ユリアの笑顔を求めて訪れた。

日本の隣国
狂気の指導者が統治する日本の隣国。以前より核兵器の開発に金と技術をつぎ込んでおり、日本への宣戦布告と共にミサイルを発射。これに呼応するかのように世界中で核の炎が上がり、世界は滅亡した。

シェルター
核ミサイルが飛来した際に、ケンシロウ、ユリア、トキの三人が向かったシェルター。北斗寺院の地下に走る地下道から行くことができる。だがシェルターに通じる昇降機には、重量の加減であと二人しか乗れなかったため、死兆星を目にしていたトキは、自分が外に残ることを決意。ケンたちをなかに押し込み、外から扉を閉めた。

マミヤの村
マミヤがリーダーを務める村。荒野で盗賊に襲われていたところをレイとマミヤに救われたルカは、この村へと運ばれ、治療を受けた。その後、ルカから奇跡の村に起きた事の顛末を聞き、レイはケンシロウの元へ、マミヤはトキの行方を捜しに村を出た。
詳細は「用語紹介:マミヤの村」を参照。

アミバの居城
アミバが「トキ」として住んでいた居城。ケンシロウの北斗残悔積歩拳を喰らったアミバは、自らの意思とは関係なく歩を進ませ、バルコニーから身を躍らせた。

拳王の城
拳王の居城。アミバがケンシロウによって倒されたとの報が、ラオウのもとへと届けられた。それを受け、ラオウはトキとケンシロウの再会をなんとしても阻止するよう命令を下すが、一方で拳士としての高ぶりを抑えることが出来ず、思わず笑みをこぼした。

約束の地
かつてラオウとトキが育ったという場所。最後の決着をつけんとする二人は、ここを闘いの場として選び、死闘の末にラオウが勝利を収めた。近くまでラオウは軍勢を率いていたが、トキのもとへは一人で行くと告げ、その場に部下達を待たせた。



ジャギ外伝 極悪ノ華

北斗の寺院
孤児となったジャギが、養父となったリュウケンと共に暮らしていた寺院。ラオウ、トキが義兄弟として加わり、ラオウだけが北斗神拳を学ぶことを許された事にショックを受け、ジャギはここを飛び出して半年間彷徨った。帰還した後、トキ、ケンシロウに続いてジャギも伝承者候補の一人となるが、ケンシロウの成長を目の当たりにしたジャギは再び寺院を後にし、5年後、暗器を身につけて戻ってきた。伝承者がケンシロウに決まった後、怒りを爆発させたジャギによって、ダイナマイトで爆破されている。
詳細は「用語紹介:北斗の寺院」を参照。

ジャギのアジト(CLUB STORK)
ジャギの一味がアジトに利用している店。ビルの一階にあり、ケンシロウとの決着はそこの屋上で行われた。作中では、伝承者決定前からジャギはここに出入りしており、またケンシロウを模した七つの傷もこの店の中でつけている。

ジャギの生家
ジャギが生まれた家。火事の炎に巻かれて両親は死亡。リュウケンの手によって赤子のジャギだけが救い出された。

アンナの店
アンナとその兄が経営している店。幼きジャギが北斗寺院を飛び出した後の半年間は、ここですごしたものと思われる。数年後、アンナと再会したジャギは再びこの店へと訪れ、厳しい修行を続けるジャギの憩いの場所となった。だが店はクレージーズなる集団に度々襲撃され、ついにはボスの居ぬ間にアンナが連れ拐われるにまで発展。核戦争後にはモヒカン団と名を変えた暴徒達に再度襲撃され、店は跡形もない状態となり、アンナが再び拉致された他、ボスは右腕を切り落とされる大怪我を負わされた。

クレイジーズのアジト
クレイジーズと名乗るならず者の集団がアジトに利用している場所。連れ去ったアンナを監禁し、強姦しようとしていたが、駆けつけたジャギによって蹴散らされた。核戦争後、モヒカン団へと名を変え、再びアンナを拐い監禁。一度は逃亡を許したが、別の場所で捕らえ、毒牙にかけた。

南斗の道場
ケンシロウが南斗十人組手に挑んだ寺院。リュウケンには告げず、ラオウとトキがケンシロウを連れて行った。

ジャギに蹂躙される村々
各話の冒頭で描かれるショートストーリーの中で、ジャギの一味に襲撃される数々の村。ケンシロウの名の下に悪事を働くジャギの手によって多くの人々の命が奪われた。



リュウケン外伝 THE JUDGEMENT DAY

北斗寺院
リュウケンが北斗四兄弟とともに暮らし、北斗神拳を教えている寺院。「最後の晩餐」のような構図で五人が食事をしている場面があったり、サウザーがケンシロウの成長を見に訪問したりしている。核ミサイルの飛来が直前に迫った頃、リュウケンはラオウを屋上に呼び出し、七星点心で圧倒。核が落ちた後、リュウケンはラオウをシェルターの中へと無理やり押し込み、自らは炎に焼かれて死亡した。

東京都
核戦争以前の東京都内と思われる街並。暴れるジャギによって、国会議事堂や東京都庁、米軍基地などがむちゃくちゃにされた。その後、核ミサイルによって文明は完全に崩壊している。



ジュウザ外伝 彷徨の雲


リオの自治区
大きな湖に隣接する緑豊かな街。その恵まれた環境ゆえに度々悪党達に狙われるが、バリケードで外周を囲んだり、住人達で「自治軍」を結成するなど、強固な守りで敵を追い払っている。街中には女人街もあり、ジュウザがお世話になっていた。
ケンシロウの行方を捜すと言う条件で、ジュウザを助っ人として雇い、シュカン率いる拳王軍侵略部隊を撃退。更にはジュウザと共に戦うことで兵達の強さも増し、鉄壁の防御を築いた。その後、ケンの居場所を掴んでいた事をジュウザに知られてしまい、その力を失ったが、新米兵士のヤンなどの鼓舞によって再び士気を取り戻した。ジュウザが死んだ時もヤン達が生きている描写があることを考えると、その後も街を守り続けられている様子。

女人街
ジュウザが助っ人に雇われていた街にある遊郭街。とある店でジュウザがナナという女を抱いていた。街中の看板には日本語や中国語やハングルなどが入り混じっている。

ジュウザが暫く滞在した村
ジュウザがカサンドラに向かう途中に立ち寄った村。とある女の家で暫く世話になりながら、麻雀で金(?)を稼いだりして暮らしていた。

ジュウザの叔父の館
ジュウザが、自らとユリアが異母兄弟であることを告げられた館。捨て鉢になったジュウザは、南斗聖拳の御神体を破壊し、牢屋に閉じ込められた。その後、リュウガの助けによってジュウザは脱獄に成功している。

雪山
ジュウザがカサンドラに向かう途中で差し掛かった雪山。七つの傷を持つ熊に襲われて馬ごと崖下へと転落し、足の怪我と一時的に目が見えなくなるという症状に陥った。その後、ヨナの村の村人達に救われていることから、その近くにある山であると思われる。
アオアズマヤドリも目撃されている。

ヨナ統治下の村
拳王軍のヨナが支配する村。一見緑豊かな静かで美しい村だが、村人達は拳王軍監視下の中で生きる事を許されている籠の鳥のような生活を送っている。村の周りを囲む塀は、敵の侵入を防ぐだけではなく、村人達を外へ出さぬためのものでもある。
村の地下の洞窟には地下牢と闘技場があり、拳王軍が他所から捕らえてきた子供達はそこに監禁され、洗脳させられた後、闘技場で殺し合いをさせられている。彼らは闇賭博の対象として見世物にされているが、村人達はそれを黙認する事で身の安全を保障されている。しかし村に招き入れたジュウザが、ヨナの想像を遥かに超えた強さだったため、システムは全て崩壊。子供達は全て解放され、村も拳王軍の支配から解き放たれた。
村にはヨナの支配下でのみ通用するジュドル紙幣が流通していたが、帝都で流通していたジュドルとは全く関係が無いらしい。

闘技場
ヨナが支配する村の地下にある巨大な闘技場。他所から拐ってきた子供達を洗脳し、闇賭博の対象として戦わせている。ジャンとアリサが殺し合いをさせられ、結果ジャンが命を落とした。その後、10億ジュドルの懸賞金がかけられたジュウザに、大量の男達が襲い掛かったが、ジュウザの圧勝に終わっている。
かつてはヨナ自身も父シュナと戦わされそうになった。
控え室には闘いの様子が映されるモニターがあったり、賭け対象の者達の足にリモコン指揮の爆弾を仕掛けたりするなど、時代にはそぐわないハイテクな機具がある。

地下牢
ヨナ当地下の村の地下にある牢屋。各地から拐われてきた子供たちが監禁されている。ヨナの一味が崩壊したのを機に、子供たちは皆解放された。


ヨナ親子が訪れた街
かつてヨナが、父のシュナとの旅の末に辿りついた街。楽園だと信じて訪れたものの、実際はその日の食事にも窮するほどの寂れた街であり、シュナはやがてヨナに男娼をさせて食料を得るという生活に追い込まれた。
後にヨナ統治下の村になった可能性もある。

北斗の寺院
北斗四兄弟が修行をしていた寺院。キムが破門される様子を、サウザーとジュウザが遠方から眺めていた。

五車がジュウザを連れ戻しに来た村
旅の中でジュウザが立ち寄った村。ジュウザが女達をナンパしていた時、ジュウザを連れ戻しに来た五車の軍が登場。街中に火矢を放たれた。

リュウガとジュウザが闘った村
ジュウザとリュウガの戦闘に巻き込まれる形となった村。とある建物が崩壊して子供が下敷きになりかけたが、ジュウザとリュウガの連携プレーによって助けられた。
上記の、ジュウザとヒューイ・シュレンが闘った村と同一の可能性もある。

娼館
幼い頃にジュウザが過ごした娼館。ジュウザの母の妹(と名乗る女)が働いていた。

五車星の修練場
五車の星を持つ子供として、ジュウザ、ヒューイ、シュレン、フドウが連れてこられた寺院。リハク指導の下、将を守れる戦士になるべく修行が行われた。しかしジュウザは鍛錬に意味を見出せず脱走。後に毒草を食べて倒れていたところを連れ戻され、そこでユリアとの初めての出会いを果たした。

無抵抗主義の村
拳王軍が侵攻に訪れた村。無抵抗を武器に拳王軍に屈服する様が拳王の怒りを買い、村長が殴り殺された。

マミヤの村
マミヤが治める村。ケンシロウの足取りを追ってジュウザが訪れたが、マミヤに野盗に間違えられ、捕縛された。その後、ジュウザは旧知の知人であるアイリによって誤解を解かれ、ケンやレイの身に起こった凄絶な出来事を聞かされた。

南斗の修行場
かつてレイが飛燕流舞で鷹を切り裂いた南斗の修練場。訪れたジュウザが、レイと一瞬だけ拳を交え、引き分けに終わった。

ダルカのアジト
ダルカの盗賊団のアジト。かき集めた女を全てジュウザに奪われた。

ジュウザのアジト
ジュウザがねぐらにしている場所。フドウの部下達が説得に訪れた。

南斗の城
南斗最後の将の城。眠らされて運び込まれたジュウザに、ユリアが正体を明かした。ジュウザの出陣前にはリハクが声をかけ、五車の宿命を背負わせてしまったことを詫びるシーンも描かれている。



北斗の拳外伝 金翼のガルダ

南斗聖拳の村
かつてガルダやビナタが暮らしていた村。サウザーが率いる南斗の軍勢に侵攻され、それを迎え撃ったビナタは死亡した。その少し前には幼かったユリアもこの地を訪れ、ビナタより南斗神鳥拳の仮面を預かっている。

南斗最後の将の城
南斗最後の将の居城。(この物語の時点では)場所は公にされておらず、とある白紙の地図の謎を解き明かさないと突き止めることはできない。将の首を狙うガルダは、この場所を探して各地を彷徨い、偶然地図の謎が解けたことでやっと位置を特定。城下の街でヒューイ、シュレンを退けて城へと乗り込み、海の兵団を蹴散らしながら将の下を目指した。

城下の街
将の居城を取り囲むように広がる街。ヒューイ率いる風の旅団が守護しており、現れたガルダを追い返さんと襲い掛かったが、返り討ちにされた。その後、シュレン率いる朱の軍団も駆けつけたが、同様に敗北。


書庫
将の居城の中にある書庫。南斗神鳥拳について調べるためリハクがこもり、南斗の歴史に隠された真実を調べ上げた。

リハクの部屋
海のリハクがガルダを迎え撃った部屋。数々の罠を仕掛けたり、足下を水で浸すことで自らに有利な地形を作り出したが敗北。その後、駆けつけたフドウ、ヒューイ、シュレンが三人がかりでガルダに挑み、それでも決着がつかなかったため、最終的には将自身が現れ、ガルダに真実を告げた。

拳王軍が支配する村
拳王軍の支配下に置かれた村。拳王が姿を消した後、タガがはずれた拳王軍の兵士達が暴虐の限りを尽くし、村人を壁に貼り付けて槍でダーツゲームをするという非道な遊びを行っていた。その後、現れたガルダによって兵士達は皆殺しにされた。村人達がどうなったのかは不明。

拳王の居城
拳王の城。ガルダが南斗の将の居城の場所を掴んだとの情報をリュウガが報告に訪れた。

カサンドラ
ウイグルが獄長を務める不落の監獄。かつてここを訪れたガルダは、番兵達を蹴散らしながらウイグルのもとを訪問。拳王の了承を得て、ウイグルより南斗最後の将の居城を示す地図を受け取った。

南斗のとある里
南斗に関係する里。かつてウイグルがこの村より、南斗最後の将の居城を示す地図を手に入れた。

ガルダとジュウザが出会った街
ガルダが南斗最後の将の居城の情報を求めて立ち寄った廃墟。とある聖堂の中に入った途端、ジュウザに小便を引っ掛けかけられ、そのまま戦闘に。その後ジュウザは窓から逃亡したが、その窓から差し込んだ慈母星の光によって白紙だった地図に絵が浮かび上がった。



ケンシロウ外伝

倒壊したビル群
シンに敗れたケンシロウが、動けずに倒れていた場所。核戦争によって壊滅した都市部から少し離れた郊外の場所にある。イザク夫妻がケンシロウを発見し、保護した。

イザクの家
イザクとハンナの夫婦が暮らしている家。隣にはベントが住んでいる。井戸の近くには地下に続く穴があり、その下にはイザクが作った地下農園がある。二人が息子のラウールを匿っているという情報を受けたザイム軍が調査へと訪れたが、その姿が見えなかったため、地下の農園に火を放ち、イザクを城へと連行。その後、ケンシロウの手によってイザクは救われたが、帰った家ではベントが我が物顔でハンナをこき使っていたため、怒れるイザクがぶん殴った。
その後は暫く平穏な時を過ごしていたが、ケンシロウの命を狙う闇帝軍が襲撃し、家に火をつけられて夫妻は殺害された。その後も暫くケンシロウはこの家の近くにテントを張って暮らしていた。

イザクらが住む村
イザク夫妻が暮らす村。ザイム軍の支配下に置かれていたが、ザイムの死により支配から解かれた。村人達はケンシロウを守り神のように思っており、イザク夫妻が死んだ後もケンに食料を分け与えるなどして接した。闇帝から偵察として差し向けられた"耳"が、ケンシロウに勝負を挑んだが、返り討ちにされた。

ザイムの砦/トーレ自由自治区軍の砦
ザイム軍の砦。かつては刑務所であり、ザイムらはそこの囚人であったが、核の炎が迫った際に看守長のトーレが囚人達を解放。だがザイムらは、その恩を仇で返すかのようにこの刑務所を占拠し、自軍の砦として利用した。
息子ラウールをかくまっている罪としてイザクがここへと連行されたため、それを追ってケンシロウが来訪。あえて抵抗せずに中へと入ったケンシロウは、処刑と称して襲い掛かってきたザイムを返り討ちにし、城はトーレら看守達の手に戻った。だがその後、ザイム軍と同盟を結んでいた闇帝軍が報復へと動き出し、トーレは刺客の手にかかって死亡。後をついでリーダーとなったエリスは、闇帝軍に対抗するため、砦を拠点に軍閥を結成。石弓や投石器、火気などで武装し、更にはケンシロウを助っ人に迎えて準備を整えた。それに対し闇帝軍は、城を大軍勢で取り囲み、更に砦内に近隣の住民立ちを入れるという兵糧攻めを展開。

トーレ自由自治区
エリスが結成した軍閥が治めることになった領土。

市場
イザク夫妻に頼まれてマルクが買い物に訪れた市場。食料品との交換で、ケンシロウが旅立つ時のために必要な皮のブーツや水筒、薬などといったものを購入した。

近隣の村
エリス軍の砦の近隣にある村。闇帝軍との決戦に備えあるエリス軍の砦に、武器や食料を提供した。戦が始まった後、村人達は闇帝軍に捕らえられ、エリスの砦の中へおしこまれることで、エリス軍の蓄えた食糧を減らすための要員に使われた。

暗烏閣
闇帝シュウマの居城。鬱蒼とした森の中の一画にあり、楼閣の周囲には異様なまでの数のカラスが舞っている。屋上に立つ塔がシュウマの寝室になっており、夜といえでも明かりは一切灯されず、シュウマが選りすぐった敏感なカラス達に守られている。森の抜け穴を通り、城内へと潜入したケンシロウは、闇帝の影武者となって挑んできたボーモンと戦い、勝利。その後、後をついで現れた本物の闇帝シュウマことコーエンとも拳を交え、死闘の末に勝利を収めた。

闇帝軍陣地
エリスの砦を囲む闇帝軍がキャンプを張っていた陣。夜中にケンシロウと耳が忍び込み、見張りに記憶忘却の秘孔をついた後、闇帝のいるパオを襲撃したが、中にいたのは闇帝の影武者であった。

森のトンネル
闇帝の居城・暗烏閣につながる、森の中に隠された抜け穴。闇帝や耳はここを利用していたが、侵入者を阻む罠も施されており、ケン達はここで壁が迫ってくる仕掛けや、水攻めをくらった。だがケンシロウは、掌手で岩壁に穴を空けることでこれを打破している。

崑崙谷の村
かつて"耳"の崑崙拳の師父が作ったという村。二百数十人しかいない小さな村だが、村人全員が崑崙拳の使い手であり、村の入口には罠や迷彩が施されているため、容易に入ることは出来ない。周囲の山が天然の要害の役割を果たしているため、大軍が一度に攻め込むことは難しく、村人たちはこの隠れ里に引っ込んだまま、ひっそりと崑崙拳を守り暮らし、外部に吹き荒れる暴力の嵐をやり過ごしている。密偵として渡り歩いている"耳"は、稼いだ食料をこの村へと仕送るかわりに、自らのいない間のユウキの世話を村人に頼んでいる。
ユウキに会わせたいという理由で"耳"がケンシロウを案内するが、時を同じくして、幻王ダルダからユウキを拐うよう命じられた死人組が、怪我人のフリをして村に潜入。翌朝、ロジェ医師が遺体となって発見されたことで、村人達はケンシロウを犯人と疑い、牢に閉じ込めた。その後、正体を現した死人組がユウキの家へと押しかけるも、危機を察知して現れたケンシロウがこれを撃退。ならばと幻王は、数千の民衆を催眠にかけ、この村に押しかけさせるという作戦を展開。追い詰められた村人達は、ユウキの案に乗り、村を捨ててエゼル教の本拠地であるナザニエルへと逃亡した。

崑崙谷
崑崙谷の村の近くにある絶壁の谷。死人組が、殺したロジェ医師の遺体をここの谷底へと投げ捨てた。翌日、これを発見した村人達は、犯人をケンシロウだと決め付け、監禁。その後、犯人を特定した"耳"は、死人組に戦いを挑むが、返り討ちにあい、この谷の底へと自ら身を躍らせて逃亡した。

幻武館
幻王軍の本拠地。何の変哲もない館だが、複雑に張りめぐらされた巨大な鏡がその姿を完全に外部から遮断しているため、外部の者の目に触れることはない。謁見の間に閻王が現れる際には、七色の煙がたなびく演出が行われる。
崑崙拳の村にいるユウキを拐う為に死人組を使わせたが、ケンシロウに撃退されたため、単身戻ってきたクマムシを軍から追放。ならばと今度は数千の民衆を城に集め、崑崙谷の村は桃源郷だという催眠をかけることで、彼らを一斉に村へとけしかける作戦を展開した。

森の道
荒野から連山に続く深い森の道。かつてこのあたりで育ったボーモンにとっては通いなれた間道であり、ここを通ってナザニエルへと向かうことで、幻王軍の目を逃れようとした。しかしクマムシ率いる野盗団に待ち伏せされ、罠にかかったボーモンは死亡。耳を含む崑崙谷の一団が皆殺しにされかけたが、風のヒューイと炎のシュレンの救援によって救われた。

ナザニエル
エゼル教徒の総本山。教祖エゼルと、三聖者と呼ばれる者たちが統治する街。この世に絶望した者たちが集ある街であり、村人達はみなエゼル教の信奉者となって、殉教が訪れる日を心待ちにしながら生きている。
崑崙谷の村を幻王に追い出されたユウキ達が、その避難場所としてこの地を訪問。耳たちは、殉教を唱える村人達の姿に違和感を抱くも、崑崙谷の者たちは次第にその教えに取り込まれ、エゼル教の信者となっていった。その後、ユウキを追う幻王軍が、兵の補充も兼ねてナザニエルをおとさんと進軍。死を恐れぬエゼル教徒の思わぬ強さに苦戦を強いられる幻王軍は、信者達に幻覚を見せて取り込み、街中で自爆させるという作戦を展開した。その後、コーエンらの言葉によってヨハンナは殉教を捨て、生きるための戦いとして幻王軍と決戦に臨み、ヨハンナはその中で命を落とすも、ケンシロウの力によって幻王軍は壊滅し、街は守られた。

ヨハンナが務めていた病院
核戦争以前にヨハンナが看護師として働いていた病院。核ミサイルが発射された日、ヨハンナは兄コーエンや医師、患者たちとともに、地下のシェルターに逃げ込んだが、まだ逃げ遅れた患者さんがいるといって病院へと戻り、そのまま外に取り残されることとなった。

ヨハンナが暮らしていた村
核戦争後、癒しの力を得たヨハンナが、その力を使って人々の治療を行っていた村。だがヨハンナが薬草を取りに山に行った間に、小麦粉が全て無くなるという事件がおき、飢餓によって狂気に走った人々は、犯人探しの果てに無差別な殺し合いをはじめ、ソーラを残して全員死亡した。



イチゴ味 外道伝

美しい街
アルフレッド(後のハート)らが暮らしている町。西洋と思われる美しい町並みが広がる。

アルフレッドの家
アルフレッドと、姉のサラが暮らしている家。両親が事故死してしまったため、姉弟と家政婦のエマの三人が暮らしている。かなりの豪邸であり、その資産を狙ってか、ヘンネルとジャックの二人組みが押し入り、アルフレッドを誘拐した


サラの通う高校
サラが通っているハイスクール。アルフレッドが飼っていた小鳥が逃げ出し、ここの校庭の木に停まっていたことが、サラに弟の危機を伝えることとなった。



イギリスの名門大学
サラが推薦を受けていた大学。弟が心配で家を離れられないからという理由で入学を断られている。

シンの居城
サザンクロスにあるKINGの居城。ケンシロウとハート(完全体アルフレッド)が戦った。その場には、かつてアルフレッドが飼っていたと思われる鳥の姿もあり、当時のアルフレッドとサラが写った写真をくわえていた。



読みきり版 北斗の拳

北斗の寺院
霞拳四郎が、父親とともに暮らしている寺院。拳四郎の恋人であるユキを招き、八丈島産の黒牛相手に北斗神拳を殺裂させる様を見せた。

ユキのマンション
霞拳四郎の恋人であるユキが住むマンション。同じく佐々木法務大臣もここに住んでいたが、訪れた剛田によって暗殺され、その様子を見てしまったユキもまたその手にかけられた。その後、拳四郎らが駆けつけ、待ち伏せしていた泰山寺の刺客は倒したものの、ユキらの殺害犯としての汚名を着せられ、矢崎に逮捕されることとなった。

警視庁鬼謀署
泰山寺に組する警察署。刑事の矢崎は泰山寺の戦士の一人。佐々木法務大臣らの殺害の罪を拳四郎らにかぶせ、この署の留置所へとぶちこんだ。その後、泰山寺の企みをしった拳四郎は、鉄格子を曲げて脱獄し、所長室へ。矢崎、剛田とも拳四郎に敗北し、署長は謝るフリをしながら背後から銃撃しようとしたが、既に秘孔を突かれていたため爆死した。

中国 泰山
泰山寺拳法の本拠。

泰山寺拳法 日本総本山
泰山寺の総帥が居を構える建物。A級戦士である金峰梅軒を呼び出し、霞拳四郎の抹殺を命じた。

泰山寺 南西支部
泰山寺が日本に作った支部のひとつ。A級戦士の金峰梅軒が支部長を努める。メンバーの一人であるリュウは、ヨウコとともにここから逃亡を図り、追っ手の斉藤伝鬼に殺されそうになったが、霞拳四郎によって救われた。その後、リュウとヨウコが殺されたため、拳四郎は二人の仇をとるため、この場所へと潜入。金峰梅軒を倒し、壊滅させた。

廃工場
リュウが霞拳四郎を匿うために運んだ廃工場。何日も眠っていなかったという拳四郎は、ここで三日間眠り続けた。だがその間に泰山寺にかぎつけられてしまい、周囲を機動隊によって包囲されてしまったため、リュウの手引きのよって下水道からの脱出を図った。