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北斗柔破斬
ほくとじゅうはざん



流派: 北斗神拳
使用: ケンシロウ(対 ハート)
登場: 北斗の拳(7話)/アニメ版(4話)/劇場版/
PC88版/北斗の拳(FC)/北斗の拳3/北斗の拳4/
北斗の拳5/パンチマニア/激打/PS版/北斗無双/
真北斗無双/パチスロ蒼天


 攻撃を阻む分厚い脂肪を連続蹴りで押し分け、顕になった秘孔に止めの一撃を突き入れるという北斗神拳の奥義。拳を受けた者は、体のあちこちが爆ぜた後、最終的に全身が弾け飛んで死亡する。ケンシロウが、ハートを倒すために使用。どんな攻撃も柔らかく包むこむという特殊な肉体を攻略するために使用した。原作では最後の締めが貫手突きだったが、アニメではパンチになっている。

 『北斗無双』では、上空から無数の連続蹴りを浴びせた後、前方に突進する貫手突きを繰り出すという奥義になっていた。

 『北斗の拳3』『北斗の拳4』『北斗の拳5』といったRPG作品の中では、序盤に覚える敵単体攻撃技として登場しており、特に太った相手に限定した奥義としては扱われていない。ただし北斗の拳3では、ハートに対して使用すると、大幅に防御力を低下させる事が出来る。4では主人公リュウリュード、5ではラオウトキでも使用できる。

 『パチスロ蒼天の拳」の演出で霞拳志郎も使用している。




 ケンシロウのプロフィール欄を見ると、趣味は新しい奥義の開発とある。千変万化する戦いの中で瞬時に相手の拳に対応し、そこに奥義を見出すのが北斗神拳であり、新たな奥義を生み出して更にその拳を進化させることもまた伝承者の役目なのだ。相手がハートでなければ意味を成さないこの北斗柔破斬も、ケンシロウがその肉体に対抗するために咄嗟に編み出した奥義なのだろう。