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メディスンシティー編
(73話〜76話)
レイに残された命はあと3日・・・。徐々に崩れ行くその肉体の痛みは、想像を絶するものであった。なんとかレイの力になりたいと願うマミヤは、せめてその痛みを和らげんと、薬の街・メディスンシティーへと向かう。だが今その町は、拳王いう恐怖のタガが外れ、再び暴徒の手に落ちていた。
拳王無き後の街を支配する狗法眼ガルフ。彼は、人間より犬の命の方が重いという考えのもと、村人たちに非道な圧政を敷いていた。突如襲い掛かってきた犬を撃退したマミヤは、その場でガルフに捕らえられ、広場で磔にされてしまう。だが処刑が始まろうとしたその時、ケンシロウとレイが駆けつけた。威嚇する犬たちを一睨みで黙らせたケンシロウは、ガルフを一蹴し、マミヤを救出する。その時、レイはマミヤの肩に刻まれた「UD」の刻印を発見した。U・D・・・それはかつてマミヤが「ユダ」の女であったことの証であった。
・しまった!
犬に襲われる子供を助けるため、犬を棍棒で殴打してしまった村人。彼はその直後に「しまった!」と己の行動を後悔しているわけだが、いくら衝動的とはいえやりすぎだろうと。子供助けるだけなら大声あげながら追い払うだけでいけそうだし、攻撃するにしても蹴りとか木の棒とかでいいじゃないか。相当な重さのある鉄棍棒、しかもトゲトゲつきのやつを、両手持ちで全力で頭部に振り下ろす必要はなかろうて。
・霊薬
メディスンシティーは、拳王のための霊薬を作るための街だという。霊薬というのは、賢者の石やエリクサーに代表される、いわゆる「不死薬」のこと。つまり
拳王軍はラオウ様を永世の覇者にするという野望を画策していた
わけだ。その薬が完成し、皆が不死になった世界・・・・それがイチゴ味なのかもしれない。
【TVアニメ版での主な変更点】
・
マミヤが薬を探して町中の倉庫を漁り最後に大きな薬品倉庫へと侵入するシーン追加
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マミヤが犬に襲われるのが、その薬品倉庫内へと変更されている
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町外れで村人に犬へお手をさせていたガルフ部下達がケンに粛清されるシーン追加
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助け出されたマミヤが再び薬品倉庫へ。そこでレイとゾリゲと戦うというエピソード追加
≪拳王侵攻隊編
UD編
≫