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シュケン



登場:原作(207話)TVアニメ版(150話)、蒼天の拳等
肩書:北斗神拳創始者
流派:北斗神拳
CV:大塚周夫(ぱちんこ蒼天の拳)
   佐藤拓也(蒼天の拳REGENESIS)

 北斗神拳創始者。母はシュメ
 北斗宗家の血を引き、且つ最強の暗殺拳を創始できる男としてこの世に誕生。しかし同日、同じく宗家の血を引く従兄弟・リュウオウも誕生。このままでは二人の覇者が生まれてしまうと危惧され、高僧達の手により降天台へと放置され、飢えた狼の群れの中に晒されることでどちらか一方が選ばれることとなった。その後、わが子を守らんとする母シュメが自分だけを連れて逃亡したため、一旦はリュウオウが継承者に選ばれたが、リュウオウの母であるオウカはシュケンのほうを後継者にするよう告げて自害。その結果、二人の女の愛を受けたシュケンが北斗宗家の継承者に指名された。後に北斗神拳を創始し、最強の男のなると共に、後世の子孫達に、リュウオウの子孫に愛を説くことを宿命とした。


 『蒼天の拳』では、北斗神拳創始の裏に隠された悲話が明らかに。北斗宗家の拳西斗月拳を融合させるため、月氏達のもとを訪れ、秘孔術を会得。だがその後、邪悪な者達に西斗月拳を渡してはならないという高僧の命により、西斗月拳の伝承者高弟12人を暗殺。恋人ヤーマすらその手にかけた哀しみと共に、白馬寺へと戻り、最強の拳北斗神拳を完成させた。




 全ての始まりとなった最重要人物である筈なのだが、彼にまつわるエピソードは原作にして16P、アニメにして7分弱程度しかない。それで十分内容は伝わるのだが、回想シーンを5話も10話もかけてやる最近の漫画を読んでいると、彼に関するエピソードももっと長くても良かったんじゃないかという風に思わされる。それだけ重要な人物であることは間違いない。そしてそれは、蒼天の拳にておおよそ実現することとなった。まあ、どっちかというと黒歴史な感じでしたけども。