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北斗宗家の高僧



登場:原作(207話)TVアニメ版(150話)蒼天の拳(名前のみ)
肩書:北斗宗家を守護する高僧達
戦法:北斗宗家の拳(?)
CV:不明

 北斗宗家の血族を守護する高僧達。天帝を喪失した世を平定するため、最強の暗殺拳を創始できる覇者の育成を計画。しかし北斗宗家の血を引くオウカシュメが同時に男児を出産したため、このままではまた天が二つに割れることを危惧。双方の赤子を降天台へと置き去りにし、飢えた狼に晒すことによって、生き残ったほうを天が選びし子とすることとした。だがシュメが自分の子シュケンだけを助けて逃亡を謀ったため、オウカの子のリュウオウを伝承者とすることに決定。しかしオウカの命を捨てた願いを受け、二人の女の深き愛を背負いしシュケンこそが救世主になるであろうことを確信した。

 『蒼天の拳』では、シュケンを月氏族のもとへと送り、北斗宗家の拳西斗月拳の融合によって最強拳を完成させる事を計画。同時に邪悪な者に西斗月拳が渡らぬよう、シュケンに月氏の一族を抹殺させる事で、秘術を封印した。




オウカとシュメのエピソードといい、月氏のエピソードといい、どうも実権を握っているのは北斗宗家ではなくて彼等のような感じだ。まあ、彼等が本来守護するのは北斗宗家ではなく、この世の平和であり、それを可能とする器を持つ天帝だからなあ。北斗宗家の武力は、あくまでそれを成すための武器に過ぎないってことなのかもしれんなあ。

そういえばジュウケイも、北斗宗家を敬え敬えとのたまっていたくせに、当の北斗宗家であるヒョウに対し、術で拷問したり記憶を奪ったりなどと散々惨いことをしていたよな。